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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)で事務所のホームページを見た、と問い合わせがありました。す。
事務所のホームページを見たお客さまから、問い合わせのお電話をいただきました。ホームページを開設してから2年以上が経ちますが、ようやく3件目のお客様です。ほんとにコスパが悪いですね。
詰めが甘い、でも、まあいいか
土地建物の所有権を、親から子へ贈与した場合のお問い合わせでした。面談を希望されておられ、ご自宅も事務所から近かったので、午後に伺うお約束をしました。
伺った際に、どうして当事務所を選んでいただいたのかお尋ねしたところ、贈与の不動産登記のことを、司法書士に聞いていたところ、「税金のことは税理士に聞いてほしい」と言われたからといいます。そしてスマホでうちの事務所のサイトを見つけたということでした。
そこで、数ある税理士事務所のサイトの中から選んでいただけた「決め手」が何だったのか、と掘り下げてみることができていないことに、今さら気がつきました。
そう、「決め手」を伺うことができれば、その点を注視してゆけば、もっとネットからのお客様が増えるかも知れません。
自分の詰めの甘さをどう受け止めるか
でも、聞き逃してしまいました。この詰めの甘さが実に自分らしいと感じます。
ただ、フリーランスなので誰に迷惑をかける訳でもありませんので、「まあ、いいか」で済ませてしまいます。これが組織ですとそうは行きません。
常に上役から仕事ぶりを監視されていて、「あいつはやる気がない」「使えないやつだ」などという評価をされて、万年ヒラ職員ということになります。
そういう点においても、フリーになってよかったと感じます。私の仕事ぶりを評価する人間は存在しません。フリーなら、稼ごうと稼ぎまいと全責任は自分にありますから、だれにも苦情を言われることはありません。収入が少なくて困窮しても、苦情を言うのは家族だけで、他からは何を言われる筋合いもありません。逆に働けばその分の見返りはそのまま自分自身の稼ぎになります。
「自己責任」というとなんとなくドライな、冷たい言葉という印象をうけるかも知れませんが、それは「自由」の裏返し、表裏一体、一体不可分なものです。「自由」にしていいよ、でもその結果の責任は自分で負ってくださいねということです。
見方を変えれば、自分に責任がないということは、自分以外の人も責任を負わされる連帯責任の世界です。そこは、互いに監視しあう不自由な所だということが分かります。「オマエがきちんとしないと俺達が困る」というお互いに縛りあっている世界は想像するだけでもぞっとする、不自由極まりないところです。
継続しなければ維持できない
今回のお客さまも相談止まりで、申告作成業務に繋がる案件にはなりませんでした。それでも、こうしてブログを書いたり、事務所のサイトの税金記事を書いたりして更新を続けていれば、検索にヒットするようになります。ですから、今後も続けていきます。
【きょうの仕事】
相続案件で、相続人の間の微調整をしています。相続人のうちのひとりが、相続手続きを仕切っている案件は、申告書作成がスムーズにすすみます。複数人で手続きをしていた場合には、調整に手間がかかります。
【きょうの料理】
シーフードシチューです。海老はフライパンでさっと焼いて火を通します。完成し火を止めた後に、その海老をシチューに加えます。加熱を続けると海老はみるみる小さくなってしまうからです。