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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
私は勤続32年で税務職員を辞めて、税理士を開業しました。開業して一番よかったなと思うことは、自分が頼りにされていることを実感できることです。
自己の重要感
質問に答えるだけで、感謝されてしまいます。ちょっと仕事のお手伝いをしただけで、感謝されてしまいます。自分の知識や経験が他人の役に立つんだということを実感できます。
「人は常に自己の重要感を渇望している」と、デールカーネギーの「人を動かす」に書いてありました。それを満たしてくれることが、税理士になってからはよくあります。
税務署という伽藍
税務署はその仕事柄、閉鎖性の高い職場です。当然のことながら周りは皆、税務のプロで占められていますから、同僚よりも少々の知識を持っていたとしても、まったく目立ちませんし、自分で自分の価値を認識することもできません。
自分の価値を認識できないので、無気力になってしまい、自分くらいの知識では税務署という組織から出てしまったら、食っていけないと思いこんでしまいます。組織の外は敵がうようよしていて、そんな恐ろしいところではとてもやっていけないと思わされているのです。
実際のところ、外の世界は広々としていて、敵はどこかにいるのですがほとんど遭遇することもないくらいです。
【きょうの良事】
【きょうの料理】
鶏むね肉のおろし煮です。