Table of Contents
当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
私は税理士開業から4年目になりますが、開業当初からたまに悩むのが、同業者からのちょっとしたご相談の報酬をいただくべきなのかという問題についてです。
ちょっとした質問
来月からは確定申告期間に入ります。個人事業者のお客様が多い税理士先生は、超繁忙期となります。当事務所は、相続税専門ですが不動産の譲渡所得や贈与税などの単発の仕事をいただいています。税務支援業務や相続税案件もあり、日々こなすべき仕事はあります。残業するほどのことはないにせよ、開業当初から比べれば、ずいぶんと仕事が増えてきたという実感があり、ほんとにありがたいことと感謝しています。
そんな時に、時おり考えてしまうのが同業者からのちょっとしたご相談について、報酬をいただくべきかということです。
一度でも仕事の依頼をいただいている方であれば、ちょっとした質問くらいであれば、何ら気にすることなくお答えできるのですが、まったく仕事としての依頼がない方からの質問については、なんらかの対応策を考えた方がよいのではないかと悩みます。
こちらが暇で暇で、ブラブラしているのであれば、こんなことは悩みにならないのですが、仕事をいただいているお客様があるのに、その方の質問があると、優先すべきはどちらになるかは明白です。
ただ、仕事をいただいていないからといってなおざりな回答をしてしまうというのも、税理士であることはさておき、人間として嫌な感情が残ってしまいます。
ちょっとした質問も電話で数分くらいのものなら、まあまあと思うのですが、わざわざ面談とかペーパーにまとめた質問というものまでいろいろです。
同業の方からの質問ですので、その方のお客さまからは当然に報酬を得ている訳ですから、その点でも釈然としません。こんなことくらいでお金を払うことはないだろうと考えているのでしょう。
たとえば、その質問をいただく部分だけ不動産評価の依頼を投げていただければ、こちらとしても対応のしかたが決まってありがたいのですが、なかなかそう思うようには動いてくれません。
さっさと寝よう
「ここからは有料です。」という線引きをしなければならないのかとも思いつつ、そんなことに貴重な労力を払うよりは、ご質問には答えておいて睡眠時間を多くした方がよほどいいですね。天に貯金をしているとでも思ったほうがいい。そんな気がしてきました。書くことで考えがまとまるのは、書くことの大きな効用ですね。
【きょうの良事】
仕事ごとにまとめのペーパーを作っておけば、その時の自分がなにを考えて仕事をしたのか後で振り返りやすい。
【きょうの料理】
鮭のハランボの炒めものです。