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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
「訳わからん」と言うのが口ぐせになっている、そんなことはありませんか?できるだけ、そういった言葉は口にしないほうがいいようです。
自分の発言に引っ張られる
税理士会の税務支援活動の一環で、申告相談会場の相談員として参加してきました。相談者の中に、相談中「訳わからん」と連発する方がいました。どうも語尾に「訳わからん」を付けるのが癖になっているようです。
普段は、ほとんどかかわることのない税金の話ですから、その内容がよく分からないという事情はあるでしょう。それはそうとしても、一切理解できないということはなく、断片的には分かることもあるはずです。それを「分からない」と口にした瞬間、ほんとにわからなくなってしまうようになっているようです。
前に読んだ宇宙の法則の本に、「宇宙は極めて素直で、自分が投げかけたものが、自分に返ってくる」という話がありました。アラジンに出てくる魔法のランプの精のジーニーは願い事を3つまで叶えてくれます。どんな無茶な願い事でも、「ハイ承知しました、ご主人様」といってその願いを叶えてくれるのです。宇宙はこのジーニーと同じで、投げかけたものが返ってくるようにできているようです。「訳わからん」と言ったら、「ハイ「訳わからん」ですね、承知しました!」とジーニーは言って訳をわからなくしてくれるのです。つまり、理解ができなくなる。
分かってきたと言ってみる
以前受けた自己啓発のセミナーの中で、「だんだん分かってきた。」と言ってみましょうというお話しがありました。
なんでもそのセミナー講師の方の、学生時代の先輩の話だそうなのですが、難しい数学の質問をすると「だんだん分かってきたぞ」と常に口にするそうなのです。その先輩は質問の回答が完全には分かっていなくても、自分に分かってきたといい聞かせているうちに、徐々にほんとに分かってくるというのですね。
それは、その先輩が優秀だったからだと言ってしまえばそれまでですが、優秀だから分かっているのではなくて、自分は分かってきていると自分に言い聞かせて、暗示をかけていたのではないかという想像ができます。
つまり「分かってきた」が返ってくるから「分かるようになる」というながれのようです。それが分かれば、「分かってきた」を使うほかないですよね。
【きょうの良事】
税理士カードの税務支援のための設定ができていないかも知れない、と一瞬冷汗をかいたけど、設定できていることがわかったこと。
【きょうの料理】
さごしのビール煮です。いただきもののクラフトビールが冷蔵庫にずっと保管されたままだったので、試しにビール煮に。ちょっと苦みがありますが、ビールのこくが出ているような気がします。