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分かってくれない人がいるのはアタリマエと考えるのが自然 電話相談センター

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分かってくれない人がいるのはアタリマエと考えるのが自然 電話相談センター

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

確定申告期間も残すところ1週間少々となり佳境に入ってきたといったところです。税理士会の税務支援事業で電話相談センターに従事していますが、切羽詰まった感じの相談者の方が増えてきました。

音声のみでの相談ですので、相談者が何を知りたいのか、何を解決したいのか聴き取ることが最重要課題なのですが、聴ききれない場合が稀にあります。

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Photo by Markus Spiske on Pexels.com

アタリマエを使う場面

相談者がこちらの質問に的確に応答してくれれば、何の問題もないのですが、相談者自身が何を聞きたいのか分かっていない場合にはお手上げで答えようがありませんと伝えるほかありません。

たとえば、こんな質問がありました。

「事業主本人以外の名義のカードを使って支払ったが大丈夫なのか?」

そこで、何を支払ったのか、何について大丈夫か聞きたいのかとお尋ねしたところ、それは分からないと言われます。それでは返答のしようもありませんので、そう伝えるとなぜ答えられないのかと言われます。こういうのを無理な問答というほかありません。

こちらの質問に答えていただけないので、答えようがありませんと伝えると、一方的に電話は切れました。

こういった相談者がいた場合私は「答えてくれない人がいるのはアタリマエ」と考えるようにしています。

すべてのことについて言えることですが、完全無欠の人や物というものは存在しません。

人間が社会を形成するのは、一人の人間ではすべてのことをこなすことは不可能なので、仕事を細分化し分担しあって相互に助け合って全体として豊かな生活が営めるように社会を形成している訳です。

その社会を形成している人全員が、自分の問いに対して的確に応答してくれる人ばかりだったらどうでしょうか。考えてみれば、それはとても不自然なことです。

きちんと答えてくれる人もいれば、そうでない人もいることは、至極あたりまえのことなのです。ということは、答えてくれない人がいることを気に病む必要はまったくなく、朝がくればお日様が東から登ってくるのと同じように自然なことだと考えるようにしています。

アタリマエをありがたいにする場面

自分にとってよくないと思えることが起こるのはアタリマエと考える。

これとは対の状態になりますが、感謝できることにはアタリマエではなく、ありがたいと言ってみるとほんとにありがたくなってきます。

毎日ごはんを食べられるのは、アタリマエ → ありがたい

嫁さんが洗濯してくれるのは、アタリマエ → ありがたい

仕事があるのは、アタリマエ → ありがたい

日々苦痛もなく過ごせるのは、アタリマエ → ありがたい

電車が定刻に発車するのは、アタリマエ → ありがたい

仕事があるのは、アタリマエ → ありがたい

日本の治安が良いのは、アタリマエ → ありがたい

現代の日本に生まれたのは、アタリマエ → ありがたい

毎月給料が支給されるのは、アタリマエ → ありがたい

こうしてみると、ほんとにありがたいことばかりですよね。

【きょうの料理】

豆腐と豚こまのあんかけです。

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