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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
きょう外を歩いていて、一瞬目が合ってしまった男性がこれ以上ないというくらいの渋面で、つい身構えてしまいました。本能的に危険を察知した、そんな気がします。
笑顔の効能
本人はそれがふだんの表情なので、まったく何とも思っていないないのでしょうが、ふだんの顔が渋面の人はそれで得をすることはまったくないといっていいでしょう。
デール・カーネギーの「人を動かす」の一項目に「笑顔を忘れない」というのがありました。
デール・カーネギーの話し方教室の受講生だった株式のブローカーのエピソードです。
その株式ブローカーは、笑顔をほとんど見せることのない気むずかし屋だったのですが、話し方教室のワークであいさつは必ず笑顔でするというのにトライしてみたら、収入も友達も増えて人生がぐっと充実したものになったというものです。
それからあるデパートがクリスマスセール中に出していたという広告が紹介されています。
クリスマスの笑顔
元手がいらない。しかも、利益は莫大
デール・カーネギー「人を動かす」(創元社)より
与えても減らず、与えられた人は豊かになる。
一瞬の間、見せればその記憶は永遠に続く。
どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
過程に幸福を、商売に善意をもたらす。友情の合言葉。
疲れた人にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ人にとっては太陽、悩める人にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。無償で与えてはじめて値打ちが出る。
クリスマスセールで疲れ切った店員のうちに、これをお見せしないものがございましたら、恐れ入りますが、お客様の分をお見せ願いたいと存じます。笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。
渋面も習慣、笑顔も習慣です。笑顔は0円で損することはないのなら、しなきゃ損ですよね。
【きょうの料理】
鯛の蒸し煮。パクチーのっけ。