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国家公務員という呪縛からの脱出 税理士独立開業

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国家公務員という呪縛からの脱出 税理士独立開業

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

少し前に税務署を早期退職した元上司の方が、ご挨拶にきてくださいました。元上司と言っても50代中盤の同世代の方です。

☞ 税務職員を辞めるのはもったいないか 頼りにされることで得られる自己の重要感

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ふわり空へ PIXABAY

退職の理由

その方の事務系統は主に所得税なのですが、たまたま小規模署で資産税担当の私の上役だったのです。

その後の人事異動で、所得、相続、法人など税務署のすべての提出物を一手に引き受ける事務センターの管理職に就いたのです。そこでは、自分が実務経験のない事務系統の申告書を含めた決裁まで受け持たねばなりません。決裁するにしても、正直なところ判断ができません。

それでもこなすべき仕事はつぎからつぎへとやってきます。そんなやりきれない思いで日々事務処理を続けていたそうです。

そんな折に体調を崩してしまい、このままではダメになると感じて早期退職を決意。退職後は地元で税理士として元気に飛び回っておられます。

肩書がなくなって楽チン

税務職員でなくなって、一番良かったのは国家公務員の肩書がなくなったことだそうです。公務員でいる時は、公務員法という足かせがあり、仕事中に限らず常に公務員としての行動が求められます。

もちろん、傍若無人に振舞いたいなどという願望があった訳ではなく、目には見えない公務員というバッジをつけて生活しなければならないという呪縛があったのです。退職してやっとそれから解放されたことが、今考える一番良かったことだったのです。

早期退職できる環境にあるなら、ほんとは退職したいと考えている税務職員はゴマンといるものと思われます。ただ、家庭事情や退職後の展望などいろいろ考えて、辞めるのをやめにしているのです。

【きょうの料理】

料理研究家大原千鶴さんのレシピで「お揚げさんのたいたん」。

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