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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
元税務職員の先輩税理士から久しぶりに連絡があり、研修講師をしないかというお誘いでした。
相続がらみの不動産についての税
もちろん二つ返事で快諾しました。
詳細はまだ明らかではないのですが、先輩税理士の知人の方が主催する研修で、内容的に先輩税理士はお断りしたのだとか。
研修の研修のテーマは相続した物件を譲渡する場合の税金について、少し掘り下げて話をして欲しいということです。
相続した物件となると、たとえば先代が買った物件だが取得した金額が分からないということは多々あります。先祖代々の物件であれば、譲渡所得の計算の際の取得価格は概算取得額として、今回譲渡した価額の5パーセントとしておけば何ら問題ないのですが、先代が取得した物件で地価がある程度高い時期のものであれば、現在の譲渡価格の5パーセントよりは明らかに高額という場合があります。
5パーセントよりは確かに高額なのだけれど、正確な取得価額が分からない場合には泣く泣く5パーセントの取得費を計上して、譲渡所得がある旨の申告をしなければならないのか。
そういった内容のことを喋ればいいようです。
相続物件の譲渡であれば、その他にも相続取得した物件で、相続の際に相続税を負担している場合の特例や、空き家税制特例もありネタにはつきません。
研修時間は1時間程度とのことなので、題材をふたつ準備すればなんとかなりそうです。
報酬では量れない価値がある
講師の報酬もいただけるそうですが、講師をさせていただけることは、報酬では量れない価値があります。
人前で喋ることで自信がつく
自分の中の自信というものは、常に一定量ではなく変動しています。達成感を得た時には膨らんで、何かでがっかりした時にはしぼみます。自信のあるなしで人生は大きく変わります。自信があれば何ごとも積極的に行動できますから、動いただけの反応が返ってきます。
顔と名前を認知してもらえる
考えてみれば、ふだんの生活で家族以外と会話するのは、税理士とその従業員の方、たまにお客様がそのほとんどです。税理士業界以外の大人数の方と相対する機会はまったくありません。受講者は20~30名だそうですので、その人数の方々に一度に私の顔と名前を認識していただけるという絶好の機会です。
この研修がきっかけで、何らかの仕事につながることは大いに考えられます。
こんな風に憶測を飛ばしていると、わくわくしてきます。憶測ばかりで肝心の研修の中身がおろそかになってはいけませんが、この講師の依頼があったことも何かの導きなのだと思って丁寧にこなしたい。ひと月後の研修が楽しみです。
【きょうの料理】
豚バラスパイスカレー。マンゴーチャツネなど入れてみました。