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すべてを知ることがよいこととは限らない 知らないほうがよかったかも?

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すべてを知ることがよいこととは限らない 知らないほうがよかったかも?

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

相続税理士をしていると、俗に言う「争族」案件にあたることがあります。

争いも大小様々で、ほんの小競り合いのようなものから、大合戦までいろいろとあります。小競り合いすら起こらない平穏円満相続との比率は半々といったところでしょうか。

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争いの原因

そもそもどうして争いが起こるのかと考えてみたのですが、争いの根元は、遺産の額を知ってしまったことにもあります。

たとえば遺産が1億円だったとします。

法定相続人が子二人の場合、一人の遺産の取得額が4000万円だと言われると、その一人は苦情を申し立てる訳です。4000万円も貰っておきながら、1000万円足りないと言ってもう一人の相続人に文句をつける訳です。

でももし、遺産総額を知らなかったらどうでしょうか。

見返りなしに4000万円も貰えるのですから、それは飛び上がって小躍りして大喜びするでしょう。

たまたま、偶然にも、自分の両親のもとに生まれ落ちただけで得られるものなのに、不足の感情を持ってしまうというのは大きな損失ではないでしょうか。

ましてや、遺産の奪い合いの論争のために自分の最も重要な資産である時間を費やしてしまうことになります。争いのことを気に病んで、健康を損なう可能性も無きにしも非ずです。

いくら財産をもらおうとも、時間と健康なしにはその財産を有効に活用することはできません。

争いを避ける

それならばいっそのこと相続放棄してしまったほうが、より有意義な人生を送れます。相続放棄しないまでも、遺産の総額は確認しないままやり過ごすのはどうでしょうか。

他の相続人から4000万円でいいかと聞かれたら、4000万円も貰えるんだ、ありがとうと言ってやり過ごすのです。そうすれば親族間の人間関係も円満のままでいられることでしょう。

争うことに時間を費やすこともありませんし、精神的にも穏やかに過ごせますから健康でもいられます。そのうえ4000万円も貰えるのですから文句のつけようがないですよね。

【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー

メンタルが強い人がやっていること

1 ネガティブな感情にならないことなんて無理だと考えている ネガティブになることは仕方のないことだから、それをメタ認知(自分を客観視する)して、自分は今怒りを抱いているなと認識して、それ以上怒りに駆られないように抑制している。

2 挨拶をする よい人間関係を構築するのは、まず挨拶から。挨拶すると他人との仲間意識が芽生えて、自分は孤独ではないと脳が認識する。すると力が湧いてきてメンタルも強くなる。

一瞬でメンタルを強化する方法 お腹とお尻に力をキュっと入れて、背筋を伸ばしてかたをなで肩にする。3方向から身体に力を入れる訓練をしていると、メンタル強化になる。

【きょうの料理】

南京あんこパイ。

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