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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
稲森和夫著の「生き方」を読んでいます。タイトルどおり「生き方」について考えさせられます。
因果応報の法則
最終章である第5章が著者がいちばん主張したかった部分であることは明らかです。
自然の摂理、我々を取り巻くこの宇宙の始まりから人間という高等生物が出現して現在に至るまで、大いなる何かの力が自然にそうさせている。
その大いなる力がすべてのものごとを、全体として結果的によい方向に向かうよう、何らかの意思が働いていなければ、現在の多様な生物が共存する世界は想像されなかっただろうということです。
自然の摂理が、すべてをよい方向へ向かわせようとしているということは間違いのないことですから、善因には善果が、悪因には悪果がついて回るのもまた自然なことなのです。
完璧なお膳立て
私はよく食べ物について、なんと食べるのに都合よくできているのかと感心しながら調理したり、いただいたりしています。
たとえば大根
大根の種をご存知でしょうか。直径3㎜ほどの茶色の粒です。
これが成長すると、直系10㎝、長さ40㎝までになります。主に根の部分を食用にしますが、葉の部分も食べれられます。
すべて食せる訳です。
また、その大根を収穫せずに放置しておくと、葉の中心部分がどんどん伸び始めて花が咲き、おびただしい数の実を結びます。
1本の大根から採れる種はざっと数百個。
その種を蒔けばまた大根が収穫できますから、大根はいくらでも増えつづけるのです。
すべての植物がそうしたシステムを備えているのですから、食糧難になる心配はありません。
たとえばお魚
近海でとれる鯛ですが、骨格と内臓以外すべて食べることができます。食べられるために存在しているというよりも、食物連鎖の一環を担うためにそういうありかたでいると考えた方が自然ですね。
この鯛も食料とする小魚なりが存在しており、さらにその小魚も食料とするプランクトンなりが存在して循環の一部を担っている訳です。
そうしてみると、この地球は循環で成り立っていて、その循環は徐々に「よい方向へ」変化していくように導かれているようです。
気が楽になります
「生き方」を読んでみて、善行を続けていればものごとは良い方向に流れてゆくものだから、そんなに肩肘張って頑張らなくても地道にやってゆけばいいんだなと気持ちがずいぶん楽になれました。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうの言葉】
すべてのことに「ありがたい」と感謝する。「ありがたい」を口ぐせにする。
【きょうの料理】
飯山町のカフェ・クレアーレ。バーガーのお肉(パテって言うのですかね)が美味。有名ファストフード店のものとは比較になりません。
【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。