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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
今週から確定申告が始まりました。はやめはやめの申告書提出を心がけていますが、ようやく自分の確定申告を済ませました。
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こまめな記帳は必須
税務署を退職したのが2020年で、同年9月に税理士を開業しました。
税理士でありながら、こまめに記帳ができておらず、初年度と二年目の自らの確定申告で大変な思いをしました。三年目からは心を入れ替え、毎日は無理でも定期的に記帳することを習慣化できましたので、ずいぶんと楽になりました。
慣れない決算
私は相続税理士ですので、記帳もさることながら”事業の決算を組む” という作業自体がまったく慣れていません。
参考書籍やネット情報をたよりに、こんなんでエエんかなと思いつつ作業をすすめて申告書を作っているのが現状です。
他の税理士先生方は、お客様の決算をこの時期に大量にこなしているのを想像すると頭が下がる思いです。
もちろん慣れてしまえばなんてことはないのかも知れませんが、ひと口に事業所得といってもいろいろな業種があり、その業種特有の売上や経費、勘定科目などがあり、記帳から丸投げだったり、お客様が記帳していても、きちんと科目の分類ができている等々確認せなばなりませんから、その作業は膨大なものになることは容易に想像できます。
とてもひとりでは手が足りず、人を雇わざるを得ないことになるのも頷けます。
人生の決算
相続税の申告は、被相続人の人生の総決算と言われます。
それでも、事業所得の取引の入力作業から比べれば、相続税の資料の入力は気楽です。
案件によっては土地の筆数や、上場株式の保有銘柄が多い場合もありますが、基礎となる資料の出所が明確ですので迷うことなく入力をすすめることができます。
また、お客様が記帳した帳面をチェックするという作業がありませんので、そのへんの煩雑さというものもありません。
ただ、相続税は単発仕事ですので、事業所得のお客様のような安定的な収入が見込めないのが難点なのですよね。
【きょうの仕事】
同族法人のグループを親子会社化するための株式評価作業。
株主数が少なく、株式の保有形態が単純なのでスムーズに作業を進められました。
グループ会社間で株の持ち合いなどがあったら、タイヘンなことになっていましたから一安心。
【きょうの料理】
ポークソテー。筋切りした豚ロース肉を、塩小さじ1,砂糖小さじ2分の1を溶いた水150CCに1時間漬け込みます。
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【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。
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