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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
最近読んだ『身口意の法則』(種市正覚著)に登場するひとつの話が、自分のこれまでの価値観を揺さぶるほど印象的でした。
☞ 身口意(しんくい)の法則 人生は世界観でいかようにも変化する

その話というのはつぎのことです。
- 人はそれぞれが世界観を持っていること
- 人はその世界観の中でしか生きられないこと
1は分かります。100人いれば100とおりの世界観をそれぞれ持っているということは理解できます。
2についてはどうでしょうか。
私は「人は世界観の中でしか生きられない」という認識が今までありませんでした。
ただ、世界観の中でしか生きられないということを前提に、自分の周囲の状況を観察してみるとそれが腑に落ちました。
人はばらばらな生きもの
それぞれの世界観でしか生きられない=人は基本的に人の話を聞かない。
それぞれの世界を生きているんだということを前提に人と接すれば、他人の自分勝手な言動に立腹するのは無意味だと分かります。だって違う世界を生きているのですから。
そして、相手の世界観の枠がオリンピックの五輪のように、一部でも重なり合っている人とは気が合うとか、話がわかるとか、理解しあえるということになるでしょう。
もしも、その枠が重なっておらず、まったくかけ離れていたら、相互理解は至難となるでしょう。
分かり合えないのも自然
こちらの問いに対する、まっとうな答えが返ってこないという方がいらっしゃいます。
そういった方は、お互いの世界観が重なっていないだけだと考えてみればいい。
重なっていないのだから、分からない、わかり合えないことは、至極自然なことといえます。
そう考えてみると、他人と分かり合えないからといって、腹を立てたり、悩んだりすることが馬鹿馬鹿しくなってきます。
分かってくれる人、分かり合える人がいたらそれはとても幸運なことです。
奇跡だと思って感謝しましょう。
【きょうのお仕事】
あるある話だと思いますが、電話が妙に集中する日があります。きょうはその日でした。
【きょうの料理】
いただき物の鴨のコンフィ。こういうのを滋味があるというのでしょうか。200回くらいしっかり咀嚼して味わっていただきました。ごちそうさまでした。

