気をつけるべきは「ちいさなこと」
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
山﨑豊子作品をオーディオブックで聴いています。小説とあなどることなかれ、とても勉強になる作品ばかりです。「不毛地帯」「沈まぬ太陽」と聴き終えて、今は「白い巨塔」の第5巻目です。医療訴訟がおおきなテーマとなっています。

きっかけは「ささいなこと」
主人公の大学病院教授が執刀した患者が術後に亡くなり、患者の遺族から訴えられます。
訴えられた直接の原因としては、執刀した患者が亡くなったからなのですが、大事なのは手術してから亡くなるまでの経緯です。
教授としてのおごり高ぶり、プライド、慢心、多忙によって、患者への処置やその家族への「ちょっとした」対応がおろそかになってしまった結果、訴えられてしまい、時間的にも金銭的にもまた精神面でも多大な損失を被ることになってしまいます。
身につまされる
きっかけはほんの「ちょっとしたささいな」処置や配慮や気遣いがたりなかったこと。これは自分の仕事でも身につまされることです。
先日、安易な判断をして確認を怠ったばっかりにお客様にご迷惑をかけてしまったことがありました。
これもきっかけはちょっとしたことです。
自分の経験に慢心してしまって、ちょっと確認することを怠り、誤った説明をした結果トラブルに発展してしまったのでした。
自分を戒めるよい経験になりましたが、いちどトラブルになるとその後の処置は大変です。時間、金銭、信用と失うものはおおきいです。
それも最初はほんのちょっとしたささいなことから発生、発展します。
なんでもないこと、ちょっとしたことをおろそかにせずに、念を入れていきましょう。
【きょうのお仕事】
相続税申告書作成案件のシミュレーション依頼への対応。
やあはり経験を積むごとに迅速に対応できるようになります。
慢心に気をつけて慎重に。
【きょうの料理】
冷凍ジンギスカンアレンジ。胡瓜と茄子を炒めて、カレー粉を加え、りんごジュースで煮て、冷凍ジンギスカンとともに煮ました。料理の妙味はアレンジにあるとおもわれ、とても面白いものです。ごちそうさまでした。

