「最初に道路ありき」ということを考えるきっかけ 租税教室
Table of Contents
相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
租税教室の講師育成研修があり、租税教室ベテラン講師の模擬授業を拝見してきました。
昨今は「アクティブラーニング」(自発的学習)が推進されているそうです。授業が講師の説明ばかりでなく、生徒に考えさせる内容の方向性になっているようです。

ふだんは意識しない
租税教室の目的は租税の仕組みの周知と納税意識の醸成にあります。
それは、自分ひとりだけでは決して生きていけないことの再認識をしてもらうということになります。
自分に置きかえてみて、税理士の仕事をしてはいますが、ふだんの生活で税金によって賄われているものについて意識することはあまりありません。
道路も、生活インフラも、治安のよさも特に意識することなく漫然と過ごしています。
租税教室を担当する税理士会の委員になってみて、あらためて税金で賄われているものについて考えるようになりました。
最初に道路ありき
たとえば先日、バイクでデイキャンプをしに塩江の山中へ出掛けた時のことです。
山中で道に迷ってしまい、とりあえず舗装はされているもののほぼ廃道のような道を通ることになってしまったのです。
道幅は軽自動車でギリギリくらいしかなく、路上には落石や木の切れ端が散乱しており、片側はガードレールもない崖です。
転倒しやしないか、崖に転落しやしないかヒヤヒヤドキドキしながらの走行です。
そんな道とも言えないような道を30分ほど走り、ようやく県道まで出ることができました。
その直後に県道を走ったときの、開放感、快適さは筆舌に尽くしがたいものがありました。
この時にあらためて自動車が走るに適した道路の偉大さを痛感したものです。
考えてみれば、自動車が快適に走れるような道路がなければ、いかに快適な自動車があっても宝の持ち腐れです。
快適に走れる道路網があってこその、快適な自動車の存在価値がある訳です。
快適な道路があるからこそより快適な自動車が開発販売され、国の基幹産業として成り立っていけている訳です。
つまり最初に道路ありきなのですね。
【きょうの料理】

