時間が解決してくれる 未来を不安に思うのは無駄
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
初めてやることは、やはり初めてなので分からないことばかりです。
それでも「分からん」と投げ出さずにとにかく何かやっていれば、どうにかなるものです。
「人間、投げたらアカン」昔、公共広告機構のコマーシャルで聞いたフレーズですね。
投げ出してしまったら、その時点で思考停止、作業は停滞、何にも前にむいてすすまなくなってしまいます。

租税教室担当の役員
今年の6月から税理士会支部の広報役員となり、租税教室を担当することになりました。
最初前任者から引継ぎを受けて説明を聞いても、どこか雲をつかむような感じで実感が湧かずもやもやした感覚でいました。
現在税理士会として取り組んでいるのは、社会に出るのを目前にした高校生や専門学校生を対象とした租税教育です。
複数の授業コマ数の依頼がある学校もあるようなので、担当する講師を依頼する税理士先生をどう選べばいいのかとか、学校への連絡はどうすればいいのかなど、細々としたことについてはマニュアルがないのでとても不安に感じていました。
しかしいくら不安に思っていても、やらねばならぬことはやらねばならぬので分からないなりに自分で調べたり、経験者に聞いたりしているうちにひとつひとつ疑問が解消されて、今は雲から日の目がみえてきた感じです。
法人税の申告
私は相続税専門の税理士ですので、法人の顧問先は持っていません。
ただ、自分でマイクロ法人を作ってしまったので法人税の申告をしなければなりません。
私は税務職員だった32年間ずっと資産税担当をしていました。非上場株式の株価評価をする関係上、法人税申告書のうちの株価評価に必要な箇所はとりあえず分かります。
しかし、法人税の申告書の別表のつながりはまったく分かりません。
それでも法人税の入門書を読んだり、YouTube動画を視聴したりしているうちに、だんだんと少しづつ出口が見えてきました。
それに法人税の税務ソフトも導入していますから、あとはそのソフトだよりでなんとか申告期限までに申告・納税義務を済ませたいものです。
たった1社のために、法人税の税務ソフトを導入するなんて、もったいないとは思います。いっそのことそのソフト代金で、ほかの税理士先生に依頼した方がよほど楽でしょう。
それでも分からないなりに自分ですすめていると、だんだん分かってくるのは結構楽しいもの。だから自分でやっているのです。
自分の会社の申告なので、たとえ間違いがあったとしても、迷惑をかけるのがお客様ではありませんから、それでもいいと思うのです。
【きょうのお仕事】
東北地方の土地評価の報告書を納品。材料さえ揃えばそんなに時間はかかりません。
【きょうの料理】
豚ロースのステーキ。肉を包丁の腹で叩いておくと柔らかく仕上がります。ごちそうさまでした。

