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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
相続税理士をやっていると痛感するいろいろなジレンマ、あちらを立てれば、こちらが立たない記事をまとめてみました。
報酬はかかった時間に対応するもの?
報酬は拘束時間に比例する、というサラリーマン時代の思考の癖がいまだに残っているのです。
☞ 報酬に対するメンタルブロックを壊す~相続税理士のジレンマ
相続税のお仕事は不定期で変額性
人の余命は神様しか知りません。相続税の申告期限は、相続開始の翌日から10ヶ月後の日です。亡くなった方の財産額はまちまちです。したがって、相続税理士の収入は不定期かつ変額性です。
添付書類をすべてPDF化?
もはやDXのながれには逆らえません。ただ、相続税の申告書作成は手作業が多く、紙の資料数が多い。そこで、申告書は電子で提出して、添付資料は紙で提出するようにしているのですが・・・
☞ 相続税の申告書は紙でいいんじゃないの?~申告は電子、添付書類は紙というジレンマ
収入安定化のため法人の顧問に
目先の定期収入をすすめてくる先輩税理士の甘い言葉には乗らないことにしています。
財産評価が相続税理士の真骨頂
財産評価こそ相続税理士の腕の見せどころです。安直なご質問には当惑してしまいます。
評価額を下げれば報酬も・・
与えられた条件下で、いかに適正かつ低い評価額を算出するかが、相続税理士の面白いところです。
頑張って評価額を下げると報酬も下がってしまうのがジレンマです。むしろ逆に評価が下がったのであれば、多額の報酬をいただくのが筋なのではないでしょうか。
案件の難易度の指標を何にするか
相続案件の難易度の測定を何をもってするかというのは非常に悩ましい問題です。
【きょうの料理】
ばらばらの食材をひとまとめにして、
オーブンで焼けば、
おいしいケーキになります。(あんこチョコ・アーモンドケーキ)
調理は面白い。飽きることがありません。