幸福とは「今」感じるもの
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
先日オーディオブック・オーディブルで聴いて、さっそくAmazonでリアル紙本を購入しました。
「自分を変える身口意(しんくい)の法則」(種市正覺著/フォレスト出版)です。
☞ 身口意(しんくい)の法則 人生は世界観でいかようにも変化する

幸せは今、成功は未来
私もそうだったのですが、幸せと成功というものをごっちゃにしていたような気がします。
今、がんばって努力することによって、成功して幸せになるみたいな順に考えていました。
この本に書かれていたのは、幸せは「今」「感じるもの」だということです。
それと目標達成などを成功と呼ぶのなら、その成功と幸せとは無関係だということでした。
昔々(1993年)長渕剛の曲「captainoftheship」の歌詞のなかに「幸せはなるものじゃなく、感じるものだ」というのがあります。
この歌詞は妙に記憶に残っていて、そうなんだなと思ってはいるものの、それをあまり実感することなく30年以上が経ってしまっています。
幸せの本質
それが、この本を読んで「ああ、そういうことなのか」と分かった気がしています。
たった今自分がやっていることで幸せを感じられるかどうか。
たとえば、わかりやすいのはごはんをいただいている時です。「このバナナほんとに美味しい」とじっくりと味わいながらいただくまさにその時「おいしい」という幸せを「今」感じているということです。そしてバナナをいただけていることをありがたいなと思う。
たとえば、毎晩床に就くときです。「きょうも快適なおふとんで寝られてきもちいい」と全身の力を完全に抜いて脱力する時に「快適」という幸せを「今」感じているということです。そしてきょうも無事に一日過ごせて、ふとんは快適でありがたいなと思う。
そうすると幸せを感じることは自分しだいということですから、勝手にいつ何時でも幸せを感じることができるということになります。
歯磨きして幸せ、筋トレして幸せ、ジョギングして幸せ、勉強して幸せ、仕事をして幸せ、湯船に浸かって幸せ、読書して幸せ、晩ごはんの調理をして幸せ・・・朝起きてから夜寝るまですべての時間を幸せで満たそうと思えばそれは可能だということがわかります。
すべて自分次第。そうして幸せに毎日を送っているのであれば、毎日ごきげんですから物事もよい方向にすすんでゆき、未来において「成功」と呼べるものが待っているのかも知れません。
「成功」の基準
成功するに越したことはありませんが、その成功があってもなくても「今」幸せなのだからそれでいいのです。
そもそも「成功」というものもかなりあいまいなものす。
他人から「あなたは成功している」と言われるたら成功なのか、何かの表彰など受けたら成功なのかもしれませんが、それでは他人の評価、尺度で成功を考えていることになります。
自分で成功だと思えたら、それが成功ということにしておけばいいのではないでしょうかね。
【きょうのお仕事】
【きょうの料理】
きょうは税理会の定期総会のあとはビッフェ形式の立食で懇親会でした。写真は3年前の小分けされた料理で、まだコロナの影響で立食のセルフ形式をとれなかった際のものです。
当時の窮屈さ、何とも言えない閉塞感を思えば、今の自由な生活はほんとに幸せです。

