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税理士は自営業者なので、いつ仕事をしようと自由です。
朝から晩までずっとやろうと思えば、できてしまう。
できるのですが、やはり緩急メリハリは大切なのではないかと思います。
クライアントから特に期限を設定されなかった場合はどうするべきか。
当たり前の事なのかも知れませんが、自分なりに考えてみました。
期限なしの依頼には、自ら期限を設定する。
特に相続対策の財産評価の場合、申告書の提出期限があるわけではないので、先方から「まあ、急ぎませんよ。」と言われる場合があります。
そういった場合でも、敢えて期限を設定しておくことが大切だと思います。
なぜなら、気分が緩んでしまって「明日でもいいか急がんし」となってしまい、ついつい先延ばしにしになってしまうからです。
それに、急ぐ急がないは個人の感覚・感情のものなので、自分の急ぐ急がないは相手の急ぐ急がないとは絶対に違うと認識しなければなりません。
設定した期限をクライアントに伝えて了解を得ておく。
ですので、こっちから率先して「いついつまでにやります。それでよろしいでしょうか?」と伝えてしまうようにしています。
そうすれば、自分から伝えてしまっている事なので、絶対に遅らせる訳にはいかない。
そうすれば、自ずとスケジュール設定も決まって来ますよね。
お客様も、一体いつできるのか?という心配をしないで済みます。
先に決めてしまう、そうするとその日までに勝手に出来上がるような感覚ですね。
これは何にでも通じる真実なのだと思います。
先ず、やる!と決めてしまう。
人生の大きな目標でも、やろうかどうしようか迷っているうちは何も前に向いて進まない。
準備が出来たらやろうだとか、実績ができたらやろうとか考えていると、だらだらと時間ばかり過ぎてしまう。
ツーリングでも、行き先を決めていないとただふらふら走っているだけでは、何をしたいのかわからないし、目的がハッキリしていないから気持ちも散漫になって、事故を誘発するかもしれません。
週に一度は経過報告をメールする
締め切りまで間がある場合、週に一度はお客様に経過報告をしておけば、「ああ、やってくれているんだ。」という安心感をお伝えできると思います。
誠実さも伝わるので、全体的な印象も良くなって、それで口コミが広がって次のお仕事、次のお仕事と連鎖してゆくものではないでしょうか。
客商売という面では、飲食店も税理士も同じだと思います。
ちょっとした接客態度とか、清潔感とか、声のトーンとか笑顔とか、トータルで感じのよいお店にはよかったまた来よう、と思いますよね。
そのお店を知らない人が居たら、つい教えてあげたくなってしまうようないい感じ。
そのいい感情が広がってゆくのが、口コミと言うものなのかも知れませんね。
【きょうの料理日記】
夏野菜の焼きびたし