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おはようございます。税理士の岡田隆行です。きょうも楽しくいちにちをすごしましょう。
あなたは、もはやどうしようもないことが起こったときに、どのように対処しますか?
「そはかくのごとし。かくあらざるをえず」
できるかどうかの判断
起こった問題に対処できることがあれば、その対処をするでしょう。問題はもう何もできない状況の場合です。
冷静に判断すると、もう何もできないのだからあきらめてほうっておくというのが正解だとわかります。
ただ、そこであきらめきれずにずっと悩んでしまうことがないでしょうか。いかに反抗しようともどうしようもないのに悩みつづけていることがないでしょうか。
常識的に判断してこれはなんともしようがないとなったら、そのことを気にすること自体が時間と感情の無駄ですからもう考えないというのが賢明な判断です。なかなかむつかしいことですが、忘れるしかありません。
いちばんむつかしいのは、どうしようもないのか、もしかすると何とかなるのか判断がつかない場合ですよね。レモンがあったらレモネードをつくれ、のようにすっぱいレモンを甘いレモネードに変えられる状況なのかどうなのか分からないことはよくあると思います。
あきらめが肝心なのだけども
デールカーネギーさんは子どもの頃、あそんでいる時にちょっとした不注意から手の指を1本失ったそうです。その時はびっくりして、怖くて、死ぬかもしれないと真剣になやんだそうですが、手の傷口がふさがってしまうと、ほとんど気にならなくなってしまい、それ以降は指がないことに気がつくのは月にいちどあるかないかくらいの頻度なのだとか。
たしかに、失ってしまった指のことをいくら悔もうとももはや再生することはありませんから、これはあきらめていいことです。そこで、もっと気をつけて遊んでいれば指をなくさずにすんだのに、なんておれはバカなんだとじぶんをせめるのが無駄なことだということです。
そこで、再生医療で何とかなるかもしれないと、じぶんの指を再生することを目標、モチベーションにして細胞の研究にいそしんで、その道の権威者になれたりしたらそれはレモンがレモネードのおはなしになりますよね。
そう考えてみると、この「避けられない運命はいさぎよく受け入れる」のおはなしと、「レモンがあったらレモネードをつくれ」のおはなしとは表裏一体のものの場合もあるなあ、いつでもその判断が冷静にできるように努めたいものですね。
【今日の料理】
豚こま肉と大根の煮物です。
豚こま肉はお酒をふって、ひと口大にてきとうに丸めて、軽く焼いて油を落としておきます。
棒状にカットした大根をレンチンしたものと煮汁の材料(しょうゆ、みりん、酒、さとう各大さじ1)を鍋にいれて、ふつふつさせたら、焼いた豚肉をいれてかるく混ぜ合わせ、かるく鍋のふたしてさらにふつふつ煮ます。
焼いた豚肉をザルにあけ熱湯をかけまわしたのちに水気をとる作業をすると、豚さんの油がくどくなくいただけます。