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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。
国税(税務署)の私と同世代の現職員の方とお話ししていたところ、定年を待たずに中途退職して税理士業をやろうというイメージがまったく湧いてこないということでした。
夢物語をはなしているわけではない
税務職を23年間続けるなど一定の条件をクリアすれば、税理士試験は免除されて税理士資格を取得できます。私もそのひとりですが、定年を待たずに税務の職場を去る人はたくさんいます。どうして勤続23年で税理士試験が免除されるのかと考えてみれば、税理士試験合格者だけでは税理士の絶対数が足りないからということ。ということは、税務の職場を離れて税理士になっても、生活は成り立つということです。
早期退職は大勢の方がしていることですし、そんなに大それたことではありません。何も総理大臣になれと言っている訳ではないのです。
イメージすることが第一歩
「いやあ、イメージしなければ何も始まらないでしょう。」と言う私にその方は言いました。「宗教的なことをおっしゃいますね。」
「思考は現実化する」はナポレオンヒルの有名な著書です。この言葉だけ聞くと「考えたことが現実になるなんてことはないだろう。」と思うかも知れません。
私もこの言葉だけからの最初の印象はそうでした。「ばかばかしい、考えたことが現実になるなんてありえない。」と思っていました。
しかし、いろんな本を読むにつけ「思考」と「現実」は相関関係にあるということが、だんだんと理解できるようになってきました。この「思考」とは自分の「考える」ことと置きかえてみるとよくわかります。
なんでも「考える」のが先
たとえば、取引先の事務所で午前10時にお客様と面談の約束があるとします。その事務所までは車で30分かかるとすれば、9時半には家を出なければならない。だから、9時半に車を出して10時に事務所に到着してお客様と会う。
これは当たり前のことのように思えますが9時半に家を出ること、10時に取引先の事務所に到着してお客様と会うこと、いずれもまず「考えて」いなければ現実になっていないことです。
当たり前すぎて逆に気がつかない
当たり前すぎるので、気がついていない人がほとんどなのです。考えるのが先なのだということが腑に落ていないと、ほんとうはできることなのに考えようともしません。
考えないからそこに目が向かない、他ごとばかりして時間が過ぎ去ってしまうということを延々と続けているのです。
【きょうの料理】
いただき物の鯛の煮つけです。冷凍していたものを、朝冷蔵庫のほうに移して、解凍していたのですが魚が重ねっていた部分の解凍が甘かったらしく、背骨のまわりが半生でした。いい感じに常温に戻しておく下ごしらえはきっちりせねばなりませんね。