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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。
あなたは「いつも上機嫌ですか?」と聞かれて「はい。」と即答できますか?
齋藤一人さんの「変な人が書いた世の中のしくみ」という本をオーディオブック、オーディブルで聴きました。
自分の機嫌は自分でとる
齋藤一人さんは、健康食品販売の銀座まるかんの創設者で実業家です。納税額が多いことでも有名ですよね。一人さんは、常時ご機嫌なのだそうです。それは自分のご機嫌を自分でとっているから。
常に上機嫌だから、自然に人が寄ってくるそうです。もちろん上機嫌なだけではなく、そのほかのいろいろな魅力があるからなのですが、それでも常に上機嫌でいることは、人から好感を持たれる大きな要素です。
不機嫌は罪
ドイツの哲学者ゲーテは「不機嫌は人間の最大の罪である。」と言ったそうです。不機嫌で、いつも愚痴ばかり言っているような人と一緒にいたい人はいません。
不機嫌というのは、「俺はいま不機嫌だ!」と言葉にしている人はあまりいなくて、その人の顔の表情であったり、取っている態度や言葉遣いである場合がほとんどです。
その表情や態度の根源にあるのは、「俺はいま不機嫌なんだ、それを感じ取って、機嫌をとれ!」とか「俺の機嫌がよくなるようにしろ!」という一種の威圧行為なのです。
でも、そんな人とは一緒にいたいとは思いませんよね。同じ時間を過ごすなら、明るく上機嫌で笑顔の絶えないような人と共にいたいとみんな思っているのです。
私の母親はよく「お父さんの機嫌が悪くなるから」と昔からよく言います。こういう事を父に言ったら、父の機嫌が悪くなるということが分かっているので、そのことは言わなくなります。終戦前後生まれの、私の親世代のご夫婦にはありがちな悩みなのかも知れません。
自営業者にとっての不機嫌
これが他人だったらどうでしょうか。あの人に、以前こういう事を言ったら不機嫌になったから、それは言わないようにしよう、などと気をつかわせてしまいます。それより、もうかかわるのはやめておこう、という反応する人が大多数でしょう。
自営業者にとって、それはお仕事がなくなることを意味します。仕事がこないので、食べていけなくなってしまいます。それはアタリマエで、すぐに不機嫌になる人に頼むくらいなら、たとえ多少高くついても、他の上機嫌な気やすい人を選びます。
不機嫌は甘え
そのように考えてみると、不機嫌な態度を取るのは、不機嫌な自分を受け入れてくれる人を選んでそうしているということが分かります。自分が不機嫌な態度を取って、相手になんらかの(やさしい言葉、態度、金銭などなど)行動を取ってほしいということの現れなのですね。
自分が発したものが帰ってくるのが宇宙の法則ですから、不機嫌な態度を発していると、必ずそれは自分に帰ってくるということになります。
まとめ
暑い、寒いにはじまって仕事上のトラブル、人間関係、他人の行動などなど、イライラの原因は常に身のまわりに満ちあふれています。その全部にイライラして、不機嫌になってもいいし、ならなくてもいい。不機嫌になるか、ならないのかは自分がコントロールできることです。こんなことをされたら怒るのがアタリマエというのは、あくまでも自分の基準での判断です。まったく同じことが起こっても、上機嫌な人は怒らないで過ごす訳です。
そうして、上機嫌でいることは最終的には自分にとっていいことになる。だから、私は一人さんを見習って、常に上機嫌を実践しています。
【きょうのお仕事】
めずらしく急ぎのお仕事で缶詰でした。缶詰といっても朝から夕方までです。
鯖缶は毎晩みそ汁の具にしています。
【きょうの料理】
鯛のカブト煮です。ゴボウと炊き合わせにしてみました。
鯛のアラは近所のスーパーに連日並んでいますので、いつでも作れます。お値段も300円程度でリーズナブルなのですが、やはり切り身と比べると食べづらいです。そりゃアラですからね。それでも「アラ!こんなに身がついてるワ。」という感動があったりもします。鯛は身ばなれがよくて食べやすいほうだと私は思うのですが。