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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行です。
先日、村上春樹の著書をオーディオブック・オーディブルで聴いて、人生そのものがたまたま偶然のものだということに、あらためて気づかされました。
偶然なじぶん
今の自分が偶然の産物であることは、わざわざ村上春樹を読まなくても分かり切っていることです。
父と母が出会わなかったら、という仮定からはじまって、父方母方双方の祖父母が出会わなかったら・・・とどんどんさかのぼっていって、アダムとイブがとか、アダムとイブの親、哺乳類が誕生しなかったら、生命の誕生、地球の誕生、さらに宇宙の誕生までさかのぼっていって最後はビッグバンがなかったらというところまで行ってしまいます。
途方もない偶然の積み重ねによって、いまの自分と言うものが存在しており、こうしてパソコンをつついているということになります。
生きる意味で悩む必要があるか
そのように考えてみれば「何のために生きるか」とか生きる意味なんて、考えなくてもいいんだなと言うことが分かります。それに「生きる目標を持たなければならない」などと自分を追い込む必要なんてどこにもありません。
ただ、こんにち今現在、生きていられる自分はツイていると喜んで毎日生きればそれでいい。
昨今はライフプランニングを立てておくべきだとよく言われています。たしかに、ある程度の気休めにはなりますが、それで未来への不安感が払しょくされることはありません。作られたプランをにらみながら、更なる不安を駆り立てることになるからです。
ライフプランニングよりもまずやるべきことは、何不自由なくいられるのは、過去から現在にいたるまでありとあらゆる人であったり、モノであったり、目には見えないものすべてのおかげ様であることを常に意識すること。そんな意識をもちがら、感謝で日々を過ごしてゆくそれでいいのですよね。
現代の世を、ただ生きて行くだけならそんなに努力は必要ありません。
楽しく過ごすために人さまのお役に立つ
とはいっても、まったく何の目標も持たないでのんべんだらりと生きてゆくのは、かえってつらいものしんどいものになります。何より面白くないです。
ですから、日々を楽しくするために、何か人さまの役に立つことをする。そうしていると自然にお金も回ってきてとても気楽に楽しく生きて行けると私は信じています。
【きょうの料理】
鶏もも肉と茄子の炒め合わせです。ここのところハマっているソース(お酒・醤油・みりん・砂糖・酢)の醤油を少し減らして、味噌を加えてみました。やさしい味付けでおいしくいただけました。「ちょっと味変」はとても面白いのでぜひどうぞ。