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おとなりの支部での研修講師

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おとなりの支部での研修講師

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。

私が所属するのは四国税理士会高松支部です、
おとなりの支部の先生から相続税の改正について、というテーマで研修講師をとのお招きをいただきありがたくはせ参じてまいりました。

meeting

打解けた雰囲気での研修会

平日の18時からという時間でしたが、お招きいただいた先生を含めて5名の先生がお集まりでした。会場はメンバーの先生のオフィスで、ミーティングテーブルを囲んでの研修というよりは、座談会のようなうちとけた雰囲気です。

声をかけていただいた先生以外の4名の先生は、税務署OBではなく試験組の先生方です。私が、ふだんおつきあいがあるのはそのほとんどが税務署OB税理士先生ですので、この状況は貴重で新鮮な感覚です。

研修のテーマは相続税の改正についてということでしたが、それだけでは面白くないので、つぎのようなお話しも交えて、小一時間ほどお話をさせていただきました。

☞ 恩知らずが人間の本質~おとなりの支部の研修講師

  • 相続時精算課税適用で申告書を提出しているが、申告漏れになることが多い
  • 税務署の相続税案件のながれ
  • 相続税法上では、贈与税の基礎控除は現在でも60万円のまま

お話しのながれのなかで、贈与税課税はあまり重視されていないとう話になり、そのことにはちょっとした衝撃を受けられたようです。

贈与税法という税法は存在せず、贈与税は相続税に内包されている相続税を補う税制です。そのことを踏まえても、いま国税は相続税が重視されていて、贈与税は軽視されています。いくら贈与税案件に時間をかけて、税金をとってきてもそれはその税務職員の評価にはつながりません。とにかく、相続税の調査で多額の税金、特に重加算税を賦課できる職員が高評価されるのが現状なのです。そんなことは、税務職員でなければ経験できないことです。

こういった、自分にとってのアタリマエが実はそれを知らない方には、とても興味深いことだったりするのです。そのあたりのお話をブログのネタにするのもありですね。

懇親会にも

研修のあとは近くの焼き鳥屋さんで、懇親会がありそこにもお招きいただきました。

懇親会はお話しも弾んで、3時間近くになりましたが、みなさん適度な酒量で、きれいな飲み方をされています。私はもちろんウーロンでお付き合いさせていただきました。おそらく禁酒前の私だったら、とんでもない量を飲んでしまい、「なに、この人・・」みたいな感じでドン引きれていたに相違ありません。

懇親会では先生方の事務所の従業員の方のことなどが特に話題になり、人を使うということの難しさを感じました。また、法人個人事業の申告の委任を受けるということは、アタリマエのことですが基本的にそのお客様と常に寄り添うことを強いられるということです。ちょっとした質問、ちょっと無理なお願いにも、きちんと対応しなければならずさぞ気苦労の多いことがよくわかりました。

出会いを大切に

この研修会に声をかけていただいたのは、税務署OB会のメンバーの先生です。このような出会いをいただいたのも、税務署OB会に毎回出席させていただいていたおかげなのです。それを考えると、人のネットワークって大事でありがたいなとあらためて思う次第です。

【きょうの料理】

ビーフカレーです。でもスープはいつものイリコ出汁です。イリコ出汁は、朝、1カップの水が入るコップみたいなタッパーにイリコ5尾、出汁昆布1センチ×3センチとお水を入れて冷蔵庫でねかせたものです。スープはイリコと昆布ですが、メインの具材が牛肉なのでビーフカレーなのです。

beefcurry
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