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想像力がすべて オーディオブックオーディブル キッチンからタイムスリップ

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想像力がすべて オーディオブックオーディブル キッチンからタイムスリップ

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

毎日の夕食の調理中はずっとオーディオブック・オーディブルで本を聴いています。小説を聴いていると、キッチンに居ながらにして物語の世界に引き込まれます。

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現代の東京からタイムスリップ

昨日、池井戸潤の「鉄の骨」を聴き終わりました。

ゼネコンの公共工事入札の談合がテーマで、マンションの建設現場や、談合の中心人物の私邸の茶室、建設会社のオフィス、公共工事入札の会場などのシーンが次々に展開していきます。

きょうからは、あさのあつこの時代小説「弥勒」シリーズの「鬼を待つ」の幕が開きました。現代の東京都心から、一気に江戸時代にタイムスリップ。「弥勒」シリーズは岡っ引きが主人公の捕り物帳です。

捕り物帳と聞くと、私が小学生時代に時代劇ドラマで放送されていた「伝七捕物帳」が一番に思い出されます。放送の最後に必ず伝七親分とその仲間たちが、人差指と親指を合わせて手締めではなく、指締めをするシーン「よよよい、よよよい、よよよいよい、あ、めでてえなあ」が有名?でした。

なんで親指と人差指で音が出るのか、幼心に不思議に思っていました。今思えば、手締めで大きな音が鳴るのをはばかり、こじんまりと慎ましやかに指締めで、事件の解決を祝うという主旨だったのでしょう。

私はあさのあつこ作品は初めてですが、再生時間11時間以上の長編です。まだ聴きはじめたばかりですが、展開が楽しみです。

想像力がすべて

オーディオブックを聴きはじめたのは、長時間ひとりでクルマに乗車しなければならないことがあってからです。最初は宇宙と物理学の本でしたが、自己啓発本、経済学の本、そして小説も聴きはじめました。

私はテレビドラマを見る習慣はありませんが、オーディオブックの小説の朗読がこんなにも臨場感あふれる面白いものだと知りませんでした。

朗読というものを軽視していたとも言えます。

朗読ですから、ナレーターはたいていの場合ひとりです。複数の男性、女性をひとりのナレーターがこなす技量にも驚きですが、テレビドラマのように小道具も背景もセットも声以外の音声も何もないのに、この臨場感を創造できるということには凄みを感じます。

言葉の力、文章の表現力、人間の想像力というものに感動しつつ、感謝の念をもって聴き続けます。

【きょうの良事】

気持ちよくバイクで走れた。

【きょうの料理】

海鮮(香川県産の牡蠣、エクアドル産のバナメイ種海老)カレー。畑の大根を入れすぎたか、大根の苦みが強く出てしまい残念。

seafoodcurry
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