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税務署をやめてよかったこと お客様の本音を聴ける

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税務署をやめてよかったこと お客様の本音を聴ける

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

相続税理士をやっていると、一定の資産をお持ちのお客様のお話しが聴けます。税理士に対して洗いざらいの本音でお話ししてくれているとは思いませんが、少なくとも税務職員相手よりは本音を吐露してくれているのではないかと思います。

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敵と味方

私は32年間税務署に勤務していましたが、税務職員時代に納税者と話をするのは、税務調査か確定申告の納税相談の時くらいです。

相続税の調査はほとんどの場合、最初の一日で粗方の聴き取りを終えて、その後は関与税理士とのやりとりで調査を進めていくことがほとんどでした。

納税者の方は「税務署が来る」というので、身構えてからだが固くなっていて当たり前ですが、ざっくばらんなお話しが聴けることは稀です。そりゃあ、税金を「取りにきている」人間相手ですから当然のことです。

税務職員はどこまで行っても納税者にしてみれば敵な訳です。

そこへいくと税理士は「味方」です。そのために安くはない報酬を支払っているのですから。

税理士も公正な立場で事実関係を判断をしなければならないのは当然ですが、できる限りお客様の益になるように仕事をします。

自然、お客さまとの距離は縮まって本音のお話しを聴くことができます。それだけの信頼をかけてくれているのですから、税理士もそれに応えなければなりません。

会うのが苦痛か、楽しみか

税務職員時代、臨宅の日(納税者の自宅訪問日)はいつもどんよりとした嫌な気分でした。ああ、また臨宅かと思っていたものです。納税者の方から税金をどれだけ多く「取り上げるか」が使命なのですから。

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税理士となった今は、初めてお客様にお会いする日はとてもわくわくします。どんな人物なのか、どういった人生を歩んできた人なのか、お尋ねするのが楽しみです。お客様の申告義務を果たすためのお手伝いをするのが税理士の使命で、お客様に乞われての仕事ですから俄然やる気が湧いてきます。

精神的なストレスは身体によくない影響を及ぼします。日々、嫌々仕事をするよりも、わくわくしながらする仕事の方が体にもいいに決まっています。

そういう視点からも、税務署を早期退職して税理士になってよかった~とその喜びをじわりと感じています。

【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー

誰に対しても「いい人」でいようと思って疲れている人へ

頼まれごとをされたら「悪いから」ではなく「悪いけど」を使うと断りやすい。

ゲシュタルトの祈り「私は私、あなたはあなた」。

【きょうの料理】

塩鯖とヒレカツ。

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