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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
先日読んだ「犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方」(ひすいこたろう著、祥伝社黄金文庫)に「今しあわせならそれでいい」というエピソードがありました。
しあわせはなるものではなくて、今感じるものなのですよね。
☞ モノは買う前に迷っている時が一番シアワセ~という性質を利用したお遊戯
しあわせは未来になるもの?
私もそうですが、多くの人が「将来しあわせになりたい」と考えて日々を生きています。
子どもの頃から、勉強していい高校に入って、いい大学に入って、いい会社に就職して、いい相手と結婚するためには、今はがんばって勉強しなさいと親や周囲からそう刷り込まれてきました。
がまんしてがんばって勉強したらしあわせな未来が待っているという思考です。
また、今の状況に満足せずに更に精進するべきという思考も加わります。
しあわせは未来になるもので、今の状況に満足してはならない。
この思考法に欠けているのは、今しあわせなことを感じて満たされることです。
三度の食事をいただけて、快適な住まいがある。それだけでけっこうしあわせなことです。
ほんとは今でも充分しあわせ、なのにもかかわらず、しあわせは未来になるものと思い込んでいるので今のしあわせに気がつかないのです。
今に焦点をあてる
自分自身がそう考えていたので、自分の子どもにも未来にしあわせになる事ばかりを期待していることに気がつきました。期待しているものだから、そのとおりにならないと不満を感じていました。
いい高校に入れるように、いい大学に入れるように、いい就職先に入れるように、いい相手と結婚するように、いい孫が生まれるように・・・とつぎのことばかり期待してきました。
未来のしあわせへの期待をすてて、今しあわせなことをじっくりと感じてみると、子どもに対する不満はどこかへ霧散してしまいました。
今、自分はけっこうしあわせだと思えるようになりました。
状況的にはなんら変化していません。
ただ、未来に期待せずに今しあわせを感じるようにと自分の考えを変えただけです。
瞑想の効果かも
瞑想は雑念からはなれて「今」を感じることに集中する作業です。
起きている間中、頭のなかをかけめぐる雑念の正体は、過去の後悔と未来の不安です。
悔恨の念と未来への不安を追い払うのが瞑想の主たる効果です。
瞑想の効果で思考法の転換がストンと腑に落ちたようです。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
しあわせを感じるためには意志力を高める必要がある。
意志力を高めるには、睡眠、食事、瞑想、運動。健康でごきげんでいることがしあわせになる礎になる。
【きょうの料理】
塩鯖と野菜のグリル。