相続対策に必須のものとは? 税理士独立開業
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
相続対策の依頼がありました。相続対策に必要なものについて考えさせられました。

相続対策の依頼
懇意にしている税理士先生のお客様から、相続税がどのくらいの金額になるか試算してほしいという依頼がありました。
ご夫婦それぞれが郊外にまとまった不動産を所有しており、自分たちが亡くなった際には相続人となる子どものひとりから、「相続の時にきょうだいで揉めないように、きちんとしておいてね。」と言われたのだそうです。
ご夫婦の保有資産の概要をお尋ねして、考えうる相続対策をご説明しました。
お客様の主な悩みは、相当の収入があるのに金融資産が少ないということです。
財産内容とお話の内容からするとその原因は、ご夫婦以外の親族の保険掛金が高額であること。
どうも、保険屋さんに「保険は貯金みたいなもの」とか「みんな入っている」とかの営業トークに言われるままに契約してしまっていたようです。
お友達に話を聞くと、保険に入るのはあたりまえという人もいれば、保険はいらないという人もいて、よく分からないと言います。
必要なのは信念
保険屋さんの言う事、お友達の言う事、またネットなどそれぞれの情報は、営業目的あったり、いろいろな思惑があり、何やかやが入り混じったものです。
そこで重要なことは、自分がどうしたいのかという信念なのだと、ご相談していて痛感しました。
保険に加入することがよくないということではありません。
数多ある情報を取捨選択、整理して自分なりにこうして行こうという筋道をもつべきだということです。
それがなければ、何か情報が入ってくる度に、あっちへふらふらこっちへふらふらという状態になってしまいます。
それはまるでハンドルが取れたクルマを運転しているようなもので、コントロール不能状態に陥ってしまいます。
相談を受ける側としても、「私ならこう考えます」という提案はもちろんするのですが、それを受取るお客様に信念がないと、これまた言いなりになってしまいます。
最終的にその提案を受け入れるかはお客様の判断ですが、どこまで推すか悩ましいところではあります。
【きょうのお仕事】
事務所のホームページを見たというお客様から、電話をいただきました。ネットの波がきているようです。
【きょうの料理】
鶏もも肉と大根の味噌うま煮。


