Table of Contents
当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
小公女セーラのおはなし
昔々、日曜日の午後7時半から世界名作アニメシリーズがありました。
そのシリーズのひとつに、小公女セーラという番組があって、主人公のセーラは貿易会社の社長令嬢で召使いがいるようなお金持ちの家庭で育ちます。
そして、全寮制のお嬢様学校に進学するのですが、お父さんが急死したことで突然無一文となってしまい、あろうことか自分が学んでいたお嬢様学校の召使いとして働かなければならなくなってしまいます。(むごくてエグい筋書ですね・・・)
陰険で意地悪な女性教師にいじめられ、こき使われるつらい毎日。
そんなつらい日々を、セーラは「よかったさがし」をして乗り切るのでした。
つらい労働の日々のなかでも、なにか少しでもよかったことをさがして書き出すのです。
それを毎日続けていると、つらい事があっても、「まあ、よかったこともたくさんあるから頑張ろう。」という気持ちになれるということです。
ネガティブが優先される
よかった探しをやっていないと、どうなるでしょうか?
毎日毎日しんどい事ばかりであまり楽しくないなあ、とどこかで思っていないでしょうか。
これは、人間は生まれながらにして、良くなかったことの記憶を強く強く覚えておこうという本能からそうなっているのですね。
たとえば「この野草を食べたら、お腹をこわした。だから、もう食べないでおこう。」
たとえば「この木の周りには、触ると痛みの出る毒虫が棲んでいる。だから近づかないようにしよう。」
などのように、良くなかった記憶は優先的に本能的に記憶します。
つまり、ネガティブな記憶は忘れにくいようにできている。
反対に、ポジティブな記憶は別に忘れてしまっても、生きてゆけるのであまり記憶に留める必要がないので、容量に限りがある脳みその領域を確保するために強く記憶しないようにできているのです。
ですので、放置してておくとどんどんネガティブな感情が広がって、
「ああ、わたしの人生ってイマイチだわ・・・」
などと、考えてしまうようになっているようです。
「よかったさがし」は、あえてポジティブな記憶を記録して、よかった事をリピートし、思考をどんどんよい方向にもってゆく効能があるのです。
「わたしの人生も捨てたもんじゃないよね。」
と時間はかかると思いますが、きっとそう思えるようになってきますからセーラを見習ってやってみませんか。
【きょうの料理日記】
簡単フライパン蒸し料理
お皿が熱くなるので、アルミホイルを取っ手がわりにしています。

【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。
