置かれた状況に感謝する
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相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。 ☞ 仕事を依頼する
ある地方銀行員の方とお話をする機会がありました。銀行員といえば地方では安定した勤め先というイメージですが、現実はなかなか厳しいようです。

勤務時間
その方は現在の勤務地まで車で1時間かかるそうですが、朝6時過ぎには家を出て、帰宅はだいたい21時ごろなのだそうです。
帰宅して食事をすませたら、あとは寝るだけ。そして早朝に出社するという日々なのです。
よほど出世していない限り、55歳になれば関連会社に出向するか、辞めるかの選択を迫られるのだとか。
55歳からあとの就業のために何か資格取得のための勉強をしようにも、多忙でその時間が取れないのが実情。
いくら年収が高くても将来への備えが難しいという、なかなか厳しい世界ですね。
環境に感謝
私は32年間、税務職員として勤務していましたが、ずっとヒラ職員だったこともあって、勤務期間のほとんどを定時出勤、定時退庁で通していました。
それでも、やるべきことさえ済ませていれば、上司から何を言われることもありませんでした。
年次休暇も好きな時に取れましたし、時間的に有利だったとおもいます。
さらに税務職員として23年勤務すれば、内部試験はあるものの税理士試験が免除されるというオマケまでついています。ほんとにありがたいことです。
人は慣れる生きものですから、恵まれた環境にずっといるとそのありがたみを感じることがなくなってしまいます。
自分がどれだけ恵まれているか、あえて意識的に数えてみると幸福度が増します。
【きょうのお仕事】
相続税のなかなか重たい事案の処理を。やりがいがあります。
【きょうの料理】
鶏ひき肉と茄子のトマト煮。味噌味。ごちそうさまでした。


