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コロナもずいぶん下火になったこともあって、いろいろな会合での懇親会の機会もふえてきましたね。
一時はどうなることかと将来に不安に感じていましたが、ほとんど取り越し苦労ですんでよかったですね。
そんな懇親会の席上、お酒を口にしていないわたしへの問いかけ「なにが楽しみなんですか?」
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☞ のまない人生
なんでもけっこう楽しいんですけど
お酒を口にしないひとに対して
「なにが楽しみなんですか?」
この問いかけにはいろいろな意味がふくまれています。
- こんなに楽しくなれるお酒を飲まないなんてどうかしちゃってるんじゃないの?
- お酒くらい楽しいものはないのにどうして飲まないの?
- お酒以上の楽しみをあなたは知っているの?
- そんなに楽しいことを知っているのなら教えてちょうだい!
つまりこの方の世界観では、お酒が楽しみの中で相当の上位を占めていることがわかります。
また、この方にとって常ひごろの日常は楽しくなくて、”楽しみ”というスペシャルな存在は別にあるととらえていることの現れとも考えられます。
問いかけられて、わたしははっきりと「わたしの楽しみはこれこれです。」とこたえることができませんでした。「いや~・・・なんでしょうねえ~・・・」
なぜはっきりとこたえることができなかったのか?
それは、けっこうなにをやっていても楽しいからです。
- お仕事をしていても
- 筋トレをしていても
- クルマにのっていても
- バイクにのっていても
- 電話でだれかとおはなししていても
- ごはんをいただくときでも
- お昼寝するときでも
- 夜ふとんにはいるときでも
- 朝めざめたときでも
なにが楽しみなんだと聞かれて、よくよく考えてみるとなにをしていてもけっこう”楽しい”と感じることができているのですのね。
ひとは常に理想のバラ園を夢見ている
デールカーネギーさんの「道は開ける」で学んだことのひとつですが、ひとは常に未来からやってくるものを夢見ており、期待してばかりいて「今」を生きることができていないというものです。
楽しいというのはひとつの感情で、じぶんが楽しいと感じられるのであれば、それでいいとおもいます。
他人とか世間一般とかが勝手に決めた楽しみをしないとだめだ、なんて決まりはありません。
ここにも同調圧力がはたらいているようですね。
これをしないと楽しくないと思わせるのがメディアの仕事ですから、そのようなものはこれでもかと攻勢をかけてきます。そこをうまくかわしてしまいましょう。じぶんはこれが楽しいんだとおもえればそれでいいのですから。なにも世間一般にあわせる必要なんてどこにもありません。
【きょうの料理】
豚ロースとピーマンの甘酢炒めです。
豚ロースのかたまり肉が賞味期限間近で3割引きだったのでお買い上げ。フォークで穴だらけにして(筋切り)肉の重さの0.8%の塩をすり込んで、ポリ袋に入れて冷蔵庫でひとばん寝かせました。
麦みそ小さじ2、酢、酒、砂糖各大さじ1、しょうゆ小さじ1をよくまぜあわせて煮からめました。
さっぱりとした後味でいいかんじに仕上がりました。
まったく同じ食材でも、味付けの組み合わせで調理方法は無限にひろがります。
ここにもひとつの宇宙があり、この宇宙のことを考え想像することもとても”楽しい”の要素だとわたしは感じています。