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電話が苦手だった理由

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電話が苦手だった理由

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

私は前職は税務職員で、二十歳の時から32年間勤めました。その間ずっと職場で電話をかけるのが苦手でした。これも人前で喋ることが苦手なことに通じます。

telephone

ここでも自分にベクトル

何が苦手の原因だったのか?
それは、電話の相手ではなくて、自分の周囲の席の同僚に自分の電話のしゃべりかたをヘンだと思わていないかどうか心配だったのです。これはいわゆる”自意識過剰”なのではないか。

自意識過剰を検索してみると、つぎのとおりでした。

自意識過剰とは、人が他に対して自分の事を意識し過ぎた状態。他人が自分をどう見ているかを意識しすぎる状態。人前でスピーチする時などに、他者の目を気にしすぎる極度の緊張状態はあがり症と呼ばれている。
Wikipedia

これはまさに私のことです。自意識過剰という言葉自体は知っていましたが、調べてみて初めて腑に落ちた感じです。自意識が過剰なのですよね。言葉のまんま、その通りですが、今まで認識していませんでした。

そう考えてみると、思い当たる節がたくさんあります。外に出るとヘンに他人の目線を気にしていたりします。こんな靴を履いていたら何か言われるのじゃないかとか、こんなことをしていたらなにか苦情を言われるのじゃないかとか、常にどこかで考えてしまっている自分がいるのです。

もちろん、まったく他人の目を気にしなくなってしまうと、それはそれで困ります。自意識過剰の対義語で、無意識過剰ですね。他人からどう思われようともまったく気にしないということですから、相当に生きて行くのがしんどいと思われます。

自意識と無意識のどちらも行き過ぎはよくないということです。

自意識過剰にはどう対処すべきか、ウィキペディアが教えてくれるのはつぎの事です。

「他人は、他人自身のことで頭がいっぱいである」「自分が思っているほど、他人は自分のことを意識していない」「他人は、自分に関する事柄を覚えていないうえ、自分が欠点だと思っているところにも気づいてすらいない」といった事実を覚えておくことが大切であるとされる。

Wikipedia

この「他人は他人自身のことで頭が一杯」これはデールカーネギーの「人を動かす」に頻繁に出てくることです。

人は何か心配なことがなければ、我々同様、常に自分のことばかり考えている。朝も昼もそして夜眠る時にも常に自分のことでいっぱいなのです。

デールカーネギー (人を動かす)

確かに、自分ごととして捉えてよく考えてみれば、自分に対しては強烈な関心を持っていますが、他人に対しては、まったく注意を払いません。なぜなら、他人自身にはなれないので分かりようがないから。他人の気持ちを理解しようと努力することはできますが、その人自身になることは不可能です。

自意識を持つのは当たり前のことなのですが、それが多すぎるのは問題です。私の人前で喋るのが苦手なことに関してもこの自意識が発端となっているようです。これを克服する術を考えていかなければなりません。

【きょうの料理】

サバの味噌煮の缶詰アレンジ、卵とキャベツの炒めものです。
フライパンで炒りたまごを先に作って取り出しておいて、キャベツを炒めたらサバの味噌煮缶詰の煮汁を投入して少し煮詰めます。サバの身と炒りたまごを戻し入れて、さっとからめたらできあがり。
ホールの鷹の爪1本の半分くらいを刻んで、キャベツとともに炒めています。鷹の爪1本だと辛みが強すぎてしまいます。ほどよい辛さがいい感じになるのです。

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