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呼吸・睡眠・運動・自然~スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル

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おはようございます。高松市の相続専門の税理士岡田隆行です。

著者はスタンフォード大学で心理学の博士号を取った健康心理学者の女性です。以前、”スタンフォード式人生を変える運動の科学”を読んで、ちょっときついくらいの運動によって内因性カンナビノイドというホルモンが分泌されるということを教えてもらっていました。たまたま入った書店で名前を見つけたので購入してみました。この”マクゴニガル”さんというお名前はいちど聞いたら耳に残ります。

kanoi

意志力は呼吸・睡眠・運動・自然に左右される

そんなこと知ってるよと思われた方も多いでしょう。そうですよね。意志力、気力、体調は呼吸や睡眠、運動をいかに実生活に取り入れられるかで決まってくる。ほんとうに誰でも知っていて、健康関連の書籍にはたいていこのことが書いてあります。

しかし、わたしたちはそのことを実践できているかと言われると、口ごもってしまう人が多いのではないでしょうか。分かっちゃいるけど、できていない。仕事が忙しくて運動する時間がない。睡眠時間を削ってネットゲームに没頭してしまう。などなど。

分かっているつもりのことでも、常に学習し続けていないと忘れてしまうものです。だから、分かり切ったようなことを書いてある本でも読む価値があります。

意志力の実験結果はつぎの通りだそうです。

  • 呼吸を遅らせると自制心を発揮できる
  • グリーン・エクササイズで意志力を満タンにする
  • 眠りましょう
  • 体にリラクゼーション反応を起こす

グリーン・エクササイズとは、戸外での活動のことです。戸外活動によって元気になれるというのは、養老孟子先生もおっしゃっています。人間は独立した生き物のように見えるが、実は自然と切っても切れない関係でつながっているというのですね。それは、人間の身体を守ってくれているおびただしい数のバクテリア、腸内細菌のことです。それらは戸外、特に自然の多い田舎のほうでは、空気中をたくさん飛び回っているそうなのですね。それらのバクテリアなんかを身体に取り込むからこそ健康に生きていられるそうなのです。

睡眠は修復の時間

睡眠は大切です。どのくらいの睡眠がベストなのかは、個人差がかなりあるようです。パイレーツオブカリビアンにも出演していたスペインの女優ペネロペ・クルスは12時間眠るそうです。ちょっと長すぎないかなと思います。

わたしは年齢のせいもあると思いますがとてもそんなに寝ていられません。それでも、睡眠時間が6時間を切ると翌日の気力が落ちているのが明らかです。だるーんとした感じです。7時間眠ることができれば御の字ですが、早めの22時ごろに床につき、5時ごろに自然に目覚めるのがいちばん快調なような気がします。

そんな朝を迎えられた日はいつにも増して、快調を実感できます。さらに今は二日酔いである日が皆無なのでことさら快調を実感できます。この快調・快適なな感覚をもう二度と手放したくないと心に誓う毎日です。

☛ 人生が変わる最高の呼吸法

【きょうの料理】

バナナケーキです。ムラヨシマサユキさんのレシピを土台に作りました。
土台にというのは、糖分を減らしているのです。レシピでは薄力粉の量と同量の砂糖を使うようになっているのです。このケーキの場合薄力粉100gですから、100gの砂糖を入れるということです。100gといえば、大さじ6と三分の二!です。パウンドケーキの黄金律は粉とバターと砂糖の比率が1:1:1なのだそうで、このケーキでも同じなのですが、反抗して砂糖の量を半分程度に減らしてみました。結果は「まったく問題なく、ふつうにおいしい」でした。レシピどおりにすれば、もっとおいしくいただけるのでしょうが、日常のスイーツとしてはこのくらいがお手頃なのです。クレームもありませんしなによりヘルシーと頭と身体が納得しています。

banana
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