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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。
私は人前で喋るのが苦手と思いこんでいるので、人前でしゃべれるようになるため日々試行錯誤をしています。
このごろオーディオブック(オーディブル)を毎日聴取しており、「スピーチ」で検索した結果であえて聴いてみたのが、フリーアナウンサー魚住りえさんの著作「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)でした。
喋り方の解説に特化した内容となっており、喋る前の口まわりのトレーニング、早口言葉についても書かれています。このトレーニングをやってみて、スピーチするにあたっては、口まわりについての筋トレが欠かせないことを実感できました。
☞ 失敗の概念がそもそも違うということ~人前で喋れるようになる
顔まわりがスッキリする
まさに筋トレ後の爽快感が顔まわりで味わえます。舌のウォーミングアップや早口言葉のトレーニングで首、肩の筋肉も連動して刺激されるようで、首肩までもが軽くなります。
年齢を重ねると、肌をはじめ身体の各部にたるみがでてきます。それは口腔内も同じで、自分の歯で頬の内側の肉を噛みやすくなったりします。(肥えているからかも知れませんが・・)
とはいえ、できる限りの抵抗はしていきたいものです。何ができるかというと、エステもさることながら、筋トレがいちばん。顔の筋トレなら、何かをしながらでも可能です。
食器洗いをしながら、アイロンかけながら、クルマ運転しながらできます。声を出すので、電車の中や職場ではちょっと難しいですね。ひとり自営業の方なら可能です。
それから、このトレーニングは小顔効果もあるそうです。
最初はぼんやりした顔つきだった新人アナウンサーが経験を積むにつれて、ひきしまった顔立ちになるのは喋りのトレーニングの効果なのだとか。スピーチする予定のない人でもやってみる価値はありますよね。
難度Aクラス 早口言葉
早口言葉と言えばでてくるというくらいよく聞く早口言葉ですが、もっとも難易度が高いと言われている言葉がこれだそうです。
この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた
サ行で面白いのにこんな言葉がありました。
シチュー死守しつつ試食し視聴中
半濁音ではやはりこれですね。
きゃりーぱみゅぱみゅ きゃりーぱみゅぱみゅ きゃりーぱみゅぱみゅ
鼻の下の左右の筋肉が喜んでいる感じがしますね。
バイクの足回り強化と同じ
最初は、スピーチがうまくなるために、早口言葉の練習ときくとなんだか的外れのような気がしていました。別にアナウンサーを目指している訳じゃないのにと。
でも素直に早口言葉をやってみて、口まわりの筋肉が活性化され、口まわりがうまく使いこなせる感覚を得ることができて分かったことがあります。早口言葉はバイクで言えば足まわりの強化なんだなと。
いくらハイパワーで扱いやすいエンジンを積んでいるバイクでも、タイヤ、サスペンションがふにゃふにゃだとせっかくのパワーを使い切ることはできません。エンジンと足回りのバランスがとれてこそのいいバイクになるのです。
話す内容がいくらすばらしいものができたとしても、それを声にして聴き手に伝えるのは自分の生身の身体なのです。その身体がふにゃふにゃでうまく使いこなせなければ、うまく聴き手に伝えることは難しいでしょう。
聴き手にうまく伝えるため、基礎としての口まわりの筋肉トレーニング
この大事なことを学ぶことができました。ありがとうございました。
【きょうの料理】
シーフードカレーアレンジ・牛肉新玉炒めです。新玉ねぎと牛こま肉をフライパンで炒めて軽く塩コショウをして、昨夜の残りシーフードカレーをどさっと加えて軽く煮詰めてできあがり。