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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。
私は自分が、人前でしゃべるのを苦手だと思い込んでいました。
その原因は自意識過剰で、常に自分のことばかり考えているからということがわかりました。
伝えることに集中する
本当は今、しゃべっている相手に意識を集中しなければいけないのに、自分にばかり意識が向いていることが原因のひとつだったのです。
さらに、人前でしゃべる時にアガる、緊張する理由を思い付いたので書いてみます。
それはしゃべろうとしてアガってしまうのは、しゃべる前から「失敗したらどうしよう。」「笑われるかもしれない」「バカにされるかもしれない」ということを想像してしまっているからということです。
この「失敗したら」「笑われる」「バカにされる」はどれも未来のことです。
今現在、起こってもいない未来のことを想像してしまって、その想像に恐怖を感じているわけです。怖い怖いと思っているから、冷や汗をかいて、手が震えて、喉はカラカラに乾いてしまいます。その原因はすべて自分が抱いている恐怖心・妄想・想像上のモンスターなのです。
悩みは自分が作ったモンスター
案外、この想像上のモンスターこそ、人前でしゃべることに関連なく、ありとあらゆる悩みの半数の根源なのではないでしょうか。あとの半数の悩みは、過去のことを悔んでいることです。
デールカーネギーの「道は開ける」の冒頭の教えは”今現在の区切りで生きる”です。過ぎ去った過去を後悔したり、まだきていない未来のことを不安に感じたりするのをやめて、今を生きましょうという教訓なのです。このことを、頭では理解しているつもりなのすが、なかなか過去や未来のことが頭から切り離すことができずにいました。
最古参の自分の判断は常に正しい
先日オーディブルで聴いた、小林正観さんの著書「心の軽くなる言葉 か・が・み の法則」(イースト・プレス)にこの過去と未来との捉え方、考え方が書かれていました。
今現在の自分は過去から見れば最長老で最古参の重鎮である。その人物が下した判断は今現在の自分が下せる最高最良の判断のはずだ。だから、後になってその時の判断を「あの時は、こうしておけばよかった。」などと後悔する必要はない。なぜなら、その時点においては最古参の自分が下した判断なのだから、それはそれでしかたがなかったのだ。
「心の軽くなる言葉 か・が・み の法則」小林正観著(イースト・プレス)
また、その後に「あの時こうしておけばよかった。」と考えられているということは、自分の人間性がその時よりも成長しているという証拠である。それはそれで素直に喜べばよい。
「心の軽くなる言葉 か・が・み の法則」小林正観著(イースト・プレス)
まとめ
今、やるべきことは目の前の人たちに何かを伝えることです。重要なのは、「目の前の人たち」であり、「何かを伝えること」です。そこに自分の感情を差し挟んでしまう結果として、アガってしまって自分のコントロールができなくなってしまう。目的とその手段が完全にずれてしまっていることが分かります。
この「今ここ」の感覚の理解を深めるにつれて、講師として人前に立つことが楽しみになってきました。
【きょうのお仕事】
相続税申告書のシステム入力。そんなに財産の数はないのにやはり眠くなります。
【きょうの料理】
お揚げチキ です。鶏ひき肉と玉ねぎみじん切りとの団子をお揚げさんに包んで、レンチンで火を通して、めんつゆベースのあんかけをかけ回したものです。コメダ珈琲の鶏のから揚げは コメチキ です。揚げチキ だと鶏の唐揚げそのものになってしまいますので、お揚げチキ としました。