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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
先日、久々に顔を合わせた知り合いの方に「痩せてたのではないか」と声を掛けられ「ありがとうございます」と応じたところ「ありがとうじゃないだろう」と返されてしまいました。
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褒められたのかと思った
こちらとしては、「スリムになったね」と褒められたと受け取ったので「ありがとうございます」と応じたのですが相手の方が期待した応答ではなかったようです。
「(仕事がなくて)食うや食わずで痩せてしまいました」とでも応じておけばよかったのでしょうかね。
相手の方の頭の中は私には知る由もありませんが、こちらとしてはこちらの応答を頭から否定されて、やや狼狽してしまいました。真正面から平手打ちを食らったような感覚だったからです。
相手の応答を否定しない
このことからの学びのひとつは相手の応答をいきない否定はしないということです。
人に話しかける時には、相手の反応をある程度予測はしているものですが、たとえ相手が的外れな応答をしたとしても、(ありがとうと言った私と同様に)相手はそれが相応の応答だと判断しての結果なのですから、頭ごなしにそれを否定してしまうと、相手の自尊心を傷つけることになります。
相手のなかでは「自分は常に正しい」と考えての行動だということ。
それを忘れるととんでもなことになりかねません。
ではどう応じればいいか。「なるほど、そうかも知れないが~」とか「そういう考えもあるかも知れないが~」などと相手の応答をいったんは受けとめることです。
そうすればやりとりをぶった切るようなことにはなりませんからおはなしを続けることができます。
自分の応答を否定された時には
では、自分の応答を頭から否定されてしまった時に、自分の気持ちの整理をどうつければいいでしょうか。
こういう時に使えるのは「ゲシュタルトの祈り」です。祈りと言っても宗教とは無関係です。ドイツの精神科医パールズさんが提唱した心理療法のひとつです。
「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。私は私。あなたはあなた。もし縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。しかし出会えないのであれれば、それも仕方のないことだ」
「私は私、あなたはあなた」と何回も唱えていると言霊パワーで、対人関係のことがいい意味でどうでもよくなってきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
セルフコンパッション(自分で自分を励ます)の効能
反すう思考がなくなる。
【きょうの料理】
アスパラの豚バラ巻き。