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欲しい欲しい病につけるクスリになるエピクテトスの言葉 すべては借り物である

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欲しい欲しい病につけるクスリになるエピクテトスの言葉 すべては借り物である

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

心理カウンセラーラッキーさんのYouTube動画で、ローマ時代の奴隷階級出身の哲学者エピクテトスの残した言葉を分かりやすく解説した書籍「奴隷の哲学者エピクテトス/人生の授業」(荻野弘之著・かおり&ゆかり漫画・ダイヤモンド社刊)が紹介されており、さっそく取り寄せて読んでいます。

生きて行くのにお勉強になることばかり書かれています。ひとつのエピソードにつき漫画が2ページ、エピクテトスの言葉が2ページ、その解説が3~4ページという構成で、とても読みやすく分かりやすい内容です。

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すべては借り物

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すべては天から与えられたものである、というエピソード。

自分の認識しうるすべてのものすべてが借り物である、ということをあらためて考えるきっかけになりました。

自分が持っている、家、クルマ、バイク、家財、自分の家族、生きてゆく上で関わるすべての人達、そして自分自身の身体ですら、すべては天賦のものであり、いつか必ず手放さなければならないものです。

だから、それらを失った時には奪われたとか、取られたとか考えるのではなくて、返したと考えなさいという教えです。

すべてはレンタカーのようなものだと考えておいた方が、失った時の喪失感に悲しんだり、嘆いたりする必要がなくなると言います。

たしかに、レンタカーはあらかじめ何時間とか、何日とかの借りる期間を決めてから借りており、約束の返却日時にはガソリン満タンで返却せねばなりません。

当たり前ですが、その返却の時に嘆き悲しむことはありません。

自分の配偶者、子供、親兄弟、友人知人も、関われて会って話ができるのは、期間が限定されていることについてはレンタカーとなんら変わりません。

その別れの原因が何になるかは分かりませんが、お別れしなければならない日は確実にやってきます。

そのお別れがあまりにもむごい突然なものだったとしても、借り物をお返しする時が来たのだと考えれば、嘆き悲しんで落ち込むのを少しでも軽くできるような気がします。

所有欲につけるクスリ

私は頻繁にバイク欲しい病やクルマ欲しい病に罹患しますが、すべては借り物であると考えると、その所有欲が少し薄れます。

クルマやバイクを何十台、何百台所有したとしても、いずれはそのすべてをお返ししなければならない時が必ずやってくる。

そのように考えると、この世で所有するものは厳選して、どうしても必要なものをよく選んで、お借りしなければいけませんね。

さいごまでご覧いただきありがとうございました。

【きょうのお仕事】

無料申告相談会場で確定申告書の代理送信をしてきました。

金曜日だからなのか、来場者が少なくずいぶんヒマでした。

【きょうの料理】

蒸しハンバーグ。焼きハンバーグとはまったく別ものですが、あっさりしてこれはこれで美味しい。

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【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889

国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。

事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。

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