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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
譲渡所得税の申告の相談が2件まいこんできました。まもなく10月となり、ぼつぼつ確定申告の足音が聞こえ始めました。ちょっと気が早すぎですかね。
☞ 確定申告期が繁忙期でないのは税理士らしくない? 忙しいのが税理士なのか
税務職員時代異動後すぐに
私の前職の税務署では毎年7月の定期人事異動が落ちついたら、所得税担当の管理職はもう確定申告の段取りを始めていました。
調査担当の職員はこの秋の時期が年間でも調査の最盛期で、私も(いやいやながら)計画された件数の実地調査をこなしていました。
年末までには調査のけりをつけて、年明けからは確定申告の準備に従事するというのが毎年のルーティンだったものです。
税務の職場の変化
私が税務職員になりたての平成の最初の頃には、確定申告時期には毎晩の残業するのがあたりまえでしたが、申告準備の機械化がすすむにつれて残業時間へっていきました。
現在では、内部事務のセンター化によって、確定申告に必要な資料の収集などの内部事務が、センターに集められた人員で集中的に処理されるようになり、各所轄の税務署の職員の残業時間はもっと減っているようです。
譲渡所得のお仕事
私は法人や個人事業所得の顧問先を持っていませんので、確定申告時期が特に繁忙になることはありません。
ですので、毎年確定申告時期の何日間かは税理士会の税務支援で電話相談センターや無料申告相談の応援に従事しています。
それでも、他の税理士先生から譲渡所得のみの所得計算の依頼などを数件ながら請負うこともあります。
不動産(分離譲渡)の譲渡所得は譲渡価格が数千万円と金額が高額な案件もありますが、必要経費の項目が少なく所得の算出は容易です。あとは特例適用の判断に気を配るくらいなので、申告書の作成自体はそれほど手間がかかるものではありません。
ただ、一からお客様と面談して書類をお預りして、申告書を作成してその結果をお客様に説明して提出、そして申告書の受付書をお客さまへお送りするという一連の作業を考えると結構な手間暇がかかるものです。
それでも、ふだんは相続税や財産評価の仕事ばかりですからたまには譲渡の仕事も新鮮でいいものです。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
あらゆるものごとには、元来よいこととか、悪いこととかいうものはない。
すべては自分がよい悪いを判断している。
その自分の判断=解釈=ものの見方を変えるだけで世界はガラリと変化する。
【きょうの料理】
昨日のカレーアレンジ。