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おはようございます。税理士の岡田隆行です。
ネット営業からの初のお客様とご面談を無事に終えることができました。ありがとうございました。当事務所を選んでいただいたのは、所在地が近隣だということと、サイトがいい感じだったからとのことでした。
もっと詳細にどの辺りがいい感じでしたか、等々お尋ねしておいたらよかったと後悔しています。でも、あまり根掘り葉掘りお尋ねするのもどうかと・・
ご相談をいただいたのはご不安から
お話しを伺ったところ、ネット上に相続税や贈与税の情報は溢れているけれども、ひとつの問いに対して是と非の両方の回答があるなど、どちらが正しいのか判断ができずに不安だったということでした。
たとえば、子の携帯電話料金を親が出していたらどうなるかなど、日常の生活の細かな支出から、家電製品の購入、自宅のリフォームまでこれを親が出したら贈与になるのではないかと常々気になっていたそうです。
押さえておくべきことはあるけれど
子名義のお家を増築して、その代金を親が支払った場合にはその増築代金が贈与されたものとなります。子の保有する資産の価値が上がるからです。また、生命保険や損害保険の保険料の負担を親がしており、なんらかの保険事故が発生して保険金を子が受取った場合は親から子への贈与となるケースも考えられます。そう言った押さえておくべきポイントをご説明はしました。
不安の根底にあるもの
そして、よくお聴きしてみるに、「いちばん不安に思っていること」は何かというと、税務署から指摘を受はしないかということが不安の根底にあるということが分かってきました。
携帯電話の料金を親が支払ったら、すぐに税務職員が飛んできて、「あなたは今年のうちに110万円親御さんから贈与を受けており、それ以上もらったらそれには贈与税が課税されます!」と指摘を受けるのではないかと不安に感じておられたようなのです。
贈与税法という税目は存在せず、相続税にくっついている規定だということをまずご説明しました。そして贈与税を主眼とした税務調査というものは可能性が零ではないものの、経験に基づく平均値の法則からいって、常に不安に感じる必要はないという意味のことをご説明さしあげたところ、ご安心していただけたようでほんとうによかったです。
いただいた幸福感をよく味わう
そういったご不安をお尋ねして、私自身の経験や知識によってそれを解消するお手伝いができていることはとても幸せなことです。
その上、報酬までいただけて本当にありがたいです。このうれしさを噛みしめて、よくよく味わって、今後ちょっと嫌な事があっても、このうれしさを思い起こして、当分の間、幸福感に浸れそうです。ほんとうにありがとうございました。
【きょうの料理】
蒸し葱鶏です。フライパンに大根の薄切り、長葱を敷いて観音開きにした鶏もも肉を広げ、軽く塩コショウをして蓋をして蒸し焼きにします。別のフライパンにごま油を熱して、すりおろした生姜を炒めて、醤油とみりんとお酒を大さじ1づつ入れて、さらに鶏を蒸しているフライパンの水分を加えて、煮詰めます。大根と長葱、鶏もも肉を皿に盛り、煮詰めたたれをかけまわせばできあがり。
ごま油と生姜がいい感じに効いて、やさしい味に仕上がります。