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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。
昨日は税務署OB税理士の会合がありました。何人かの先生とお話ししましたが、「従業員が思うように動いてくれない」とぼやいている方がいらっしゃいました。
ひとり税理士でよかった
こういうお話を聞くと、ひとり税理士でよかったと実感します。人の悩みは人間関係が原因でおこるものがそのほとんどを占めるのだそうです。ひとり税理士なら従業員との人間関係がどうこうということが起こりません。
人間が二人いればそこには人間関係が発生し、その数が増える毎に複雑になってゆきます。
家族ですら、自分の意図するとおりに動いてくれることはありません。いわんや、たとえお金を払ってくれている人とはいえ、知らないおじさんの意図をすべて汲んでくれて、意のままに行動してくれるなんてことはあり得ないでしょう。
このように考えてみれば分かるのですが、その先生は100%起こり得ないことを従業員に求めてしまって、そして自分が悩んでいるということになります。人間は足りないことにばかり目が行ってしまうもの、ということがよく分かります。
よいところにフォーカスする
従業員を雇っている理由は、自分のしたいことを代わりにやって欲しいからです。
採用した従業員が、やって欲しいことの80%くらいをこなしてくれていれば、それはとてもラッキーなことなのではないでしょうか。
その従業員が80%こなしてくれていれば、「80%もやってくれているんだ、その分私の仕事が楽になっているんだ!ありがとう!」ってな感じで感謝すれば、悩むこともなくなるのではないかなと思うのです。
こなしてくれる率が50%で無くてよかった!と考えてみるのもいいかもしれません。30ポイントも得した気分になれますから。
雇ってみたはいいものの、その人に足をひっぱられてかえってマイナス、ということだってあり得るはなしなのですからね。
どのような人を相手にするにせよ「周囲に100%期待するのは自分を苦しめる結果になるだけ」という言葉は真理です。
【きょうの料理】
サーモンのパン粉焼きです。
切り身魚のお値段は、昨今の物価高騰前からだったと思いますが、物価高騰で高級魚と呼ばれるようになってもなんだか嬉しくないですよね。