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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
人に対して「怒る」というのはちょっと違うな、と最近思うようになってきました。
どういった時に人に対して怒りの感情を持ってしまいますか?
それはほとんどが、「相手が自分の期待した行動をとらなかった」場合ではないでしょうか。
☞ 「怒ってはだめ、損するだけだから」お得な感情コントロール
期待している?
依頼していたことがなかなかできない。仕事の報酬の振り込みがない。従業員の勤務態度がだらだらしている。などなどです。
2019年に受講した著者の今井孝先生のセミナーのネタのひとつに、他人に腹が立ってしまうのは「~すべき」と考えているからだというのがありました。
さきほどの例であれば、依頼したことはさっさとやるべき、仕事の報酬は振り込むべき、従業員はきびきびと仕事をするべきと考えているから腹が立つわけです。
この「すべき論」が前提になってしまうと、「自分ならこうする」から外れているところにいちいち腹を立てていなければならないことになってしまいます。
自分の周囲に起こるあらゆる事象に腹を立てているなんて、それはとてもシンドイことですよね。考えるだけで疲れてしまいます。
それにいくら腹を立てて、相手を罵倒したところで相手は変わりません。怒りっぽいヤツだというみえないレッテルを貼られてしまう分だけ自分の損失にしかなりません。
依存している?
「すべき論」は相手に期待をかけているということです。期待をかけるから、期待が裏切られるので腹を立ててしまう。
期待をかけるということは、言い方を変えれば相手に依存していることにもなります。
自分のよい感情のために依存しているとも考えることができます。
自分の感情がよくなるかどうかを、相手の行動に任せているということです。
それってなんだかもったいないような気がします。
自分がどうこうできないこと=相手の行動に自分の感情をゆだねているということですからね。
やはり、自分の感情は自分の支配下に置いておきたいと私は考えます。ですので、相手には期待しない。
そう言ってしまうと、冷たい人間のように思われてしまいそうですが、そのことは決して口には出しません。
理解につとめる
怒るのではなくて、相手のことを観察して「なるほど、そういう考えをするのですね~」と理解するようにするほかありません。
相手の性分、人格を理解すれば今後の対応が取りやすくなります。
そうすれば自分へのダメージを最小限に留めることができます。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
はじめに言葉ありき
言葉使いが幸不幸の分かれ道になる。ものごとの良い面を見つけて、言葉に出してみよう。
言葉にすると、脳はその言葉の裏をとろうと証拠探しをはじめます。=認証バイアス 幸せな言葉を使えば、幸せなことばかりが目に付くようになります。目の前に同じ事象が起こっても、言葉使いによって感情は大きく左右されます。
うれしい。楽しい。大好き。幸せ。ツイてる。ありがとう。
【きょうの料理】
カツオのタタキ。