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ポジティブシンキングの本当の意味~言語化の魔力

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ポジティブシンキングの本当の意味~言語化の魔力

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。

「ポジティブシンキングについて、多くの人が誤った解釈をしている。」と先日読んだ樺沢紫苑先生の本にありました。

☞ 自分は多数派だという認識 言語化の魔力/樺沢紫苑

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コップの水のはなし

よく聞くおはなしだと思いますが、コップに水が半分入っている状態をどうとらえるかというあれです。

ネガティブシンキング → 半分しか入っていない。

ポジティブシンキング → 半分も入っている。

ポジティブシンキングとは、こういう解釈だと認識されている方が多いのではないでしょうか。ところが、樺沢先生はポジティブシンキングとは、なんでもかんでもいいように解釈をするという意味ではないと言います。

このコップに水の例では、どちらも自分の感情、思い込みが入っているということなのです。

”半分しか”という場合も”半分”と言う場合もそれは自分の判断であり、恣意的な感情が入りこんでしまっています。そうではなくて、事実のみをきちんと把握しましょうということが樺沢先生の主張です。

このコップのはなしでの事実とは何でしょうか?

それは、「コップに水が半分入っている」ということですよね。これは事実であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

裁判官とワイドショー

事実をありのままに把握せよという教えは、今井孝先生のセミナーでも指摘されていました。裁判官とワイドショーというお話しで、何か困難な事態に直面した時にワイドショー的な反応をせずに、裁判官のごとく、冷静に反応しましょうというものでした。

ワイドショーは時事問題をとりあげてはあおり立てて、事態が収束してしまうと何も報道しません。人の感情に感情的な反応です。感情的になってしまうと、その事態に対応するための冷静な判断がしづらくなってしまいます。そういう困難な事態に対しては、思考を使って感情を追い出して冷静な裁判官のごとく判断を下しましょうということです。

「冷静になって対処しましょう」と言ってもピンと来ませんが、「事実を事実として把握して感情を閉め出してしまいましょう」と言われたほうが分かりやすいですよね。

感情と思考の使い分け

ただ、感情は使いようで楽しい時、うれしい時には感情をモロに露わにして楽しみ、喜んだほうがよりハッピーになれます。よいことには感情を使ってよいことを増幅させて、よくないことには思考を使って冷静に収束を図るこの使い分けを常に心がけたいものです。

【きょうの料理】

法事のお膳です。豪勢なお膳です。私の出身地は海へ突き出た半島のまちなので、海鮮ものが豊富なのです。両手の人差し指と親指で作ったマルをひと回り小さくしたくらいのサイズのアワビのステーキ(陶板バター焼き)が最高に贅沢な味でした。

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