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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
懇意な税理士先生の事務所に勤務する、20代の従業員さんがひとり退職されるそうです。
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転職が普通の時代
私が税務署に就職したのは昭和の最後の年で36年前になります。
当時は高卒程度で入庁する国家公務員Ⅲ種採用者が大多数で、大卒程度の国税専門官採用者はまだマイノリティでした。
その当時は終身雇用があたりまえの時代でしたので、転職なんて考えたこともありませんでした。(勤続32年で退職して税理士になるとはもちろん考えていませんでした。)
それがここ十数年のうちに転職するのがあたりまえの時代に変化してしまい、大卒の国税専門官採用者が多数を占めるようになったことも相まって、税務署に就業する人も転職者が多くなってきていました。
税務大学入学即退職
私が税務署に入った国家公務員Ⅲ種では当時、税務署に採用になると、強制的に全寮制の税務大学校での1年間の普通科研修を受けることになっていました。
税務大学校入校後、数日から数か月のうちに何人もの同期生が自主的に退職(退学?)していきました。
理由はさまざまですが、税務大学の指導方針が厳しいから、とか、自分には合っていなさそうだからだったようです。
36年前の話ですが、その人たちは次の職場では転職者だったわけです。
そんな退職者のことを税務大学の教官(教育官=税務職員の役職のひとつ)が「ウチで耐えられんやつはどこへいっても耐えられん」と言っていたことを思い出します。
転職のベテラン
長く勤めあげるのがよくて、転職を繰り返すのはよくないというのは、変な常識もしくは偏見でしかありません。
年収、人間関係、職場環境がその人にここちよければ、それはその人にとって最高の職場です。
でも、もっといいところ、もっといいところと職場を乗り換えているうちにあっという間に何十年が経過して、転職のベテランに・・・なんてことにならないのかなと思ってみたりもします。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
脳の特徴
新しいこと=楽しい と感じ、マンネリ=つまらない と感じる。
【きょうの料理】
茹でたささ身と根菜。
【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。