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小公女セーラのおはなし
昔々、日曜日の午後7時半から世界名作アニメシリーズがありました。
そのなかに、小公女セーラという番組があって、主人公のセーラは最初は貿易会社の社長令嬢で召使いがいるようなお金持ちの家庭で育ちます。
そして、全寮制のお嬢様学校に進学するのですが、お父さんが急死してしまい、無一文となりお嬢様学校の召使いとして働かなければならなくなってしまいます。
意地悪な教師にいじめられこき使われるつらい毎日。
そんなつらい日々を、セーラは「よかったさがし」をして乗り切るのでした。
つらい労働の日々のなかでも、なにか少しでもよかったことをさがして書いておく訳です。
それを毎日続けていると、つらい事があっても、「まあ、よかったこともたくさんあるから頑張ろう。」という気持ちになれるということです。
ネガティブが優先される
よかった探しをやっていないと、どうなるでしょうか?
毎日毎日しんどい事ばかりで、あまり楽しくないとどこかで思っていないでしょうか。
これは、人間は生まれながらにして、良くなかったことの記憶を強く強く覚えておこうという本能からそうなっているのですね。
たとえば「この野草を食べたら、お腹をこわした。だから、もう食べないでおこう。」
たとえば「この木の周りには、触ると痛みの出る毒虫が棲んでいる。だから近づかないようにしよう。」
などのように、良くなかった記憶は優先的に本能的に記憶します。
つまり、ネガティブな記憶は忘れにくいようにできている。
反対に、ポジティブな記憶は別に忘れてしまっても生きて行けるので覚えていないようにできているようです。
ですので、放置してておくとどんどんネガティブな感情が広がって、
「ああ、わたしの人生ってイマイチだわ・・・」
などと、考えてしまうようになっているようです。
だから、あえてポジティブな記憶を記録して、良かった事をリピートして、思考をどんどん良い方に持っていきましょう。
「ああ、わたしの人生も捨てたもんじゃないわ!」
と時間はかかると思いますが、きっとそう思えるようになってきますから信じてやってみませんか。
【きょうの料理日記】
簡単フライパン蒸し料理
お皿が熱くなるので、アルミホイルを取っ手がわりにしています。