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平日に働きに出ていない罪悪感?~税理士独立開業

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平日に働きに出ていない罪悪感?~税理士独立開業

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行です。

もう少しで税理士業を開業してから3年が経とうとしています。ずいぶん平日に働きにでないことが習慣づいてきました。

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平日には外へ働きにでるのがアタリマエ

最初の頃は、平日になんでもできることに罪悪感に似たものをもちつつオドオド行動していました。平日にいい大人の男が何やっているんだ、などと苦情・お叱りを受けるのではないかと気にしていたのです。

もちろんそんなこと言ってくる人はいません。人前でしゃべる時と同じように自意識が過剰になっていたのです。平日は大人は働きに外へ出るものだという「自分の」思い込みが自分を縛っていたのです。

まさに自縄自縛の状態ですね。当たり前ですが、そんな決まりがあるわけではないのに変な話です。この不自由な感じはどうしてなのでしょうか。

親からの刷りこみ

おそらくは、子供の頃から両親が平日には働きに出ていたこと、そして両親に真面目な堅気の人間になるようにという教育の結果なのでしょう。親としては、親の考えうるいちばんの生きて行く方法を教えます。真面目にこつこつやっていれば、幸せになれるのだよと。

そうして、平日働きに出て行く家庭で育った子供は、平日働きに出て行く大人になるということが世代を通じて繰り返されるということになります。

そして、働きに出る大人は決して楽しそうではないということも世代を超えて引き継がれているようです。

仕事は苦労してやるものだという思い込み

私はひととお話しする機会があれば「お仕事は楽しいですか?」と尋ねるようにしています。

するとたいていの方は「?」という顔になります。そして「・・・それほどでも・・・」という答えがかえってきます。

最初の「?」の意味は「仕事なのだから、楽しい訳がないでしょう。」という意味です。

その根底には「仕事は苦労するもの」という感情があります。そして、仕事は真面目にやるのがアタリマエ、仕事はあそびじゃないのがアタリマエ、仕事はだれかからやらされるもの、という感情が潜んでいます。

お金は苦労しないと貰えないもの

その方々にとって仕事は「やらされるもの」なので、面白いと思えないのは当然です。
そのことが、「お金は苦労しないと貰えないもの」という思い込みにもつながっているようです。

そういった税務署職員だった頃には考えなかったことを、今はよく考えるようになりました。

【きょうのお仕事】

相続案件のお客様との面談でした。両親ともお亡くなりになり、兄弟間での相続となるとなにかしらトラブルになるようです。力(=権利)が均衡することがもめごとの元凶のようにも思えます。

【きょうの料理】

塩豚と新玉の炒めものです。豚肩ロースかたまり肉は、フォークで何度も突き刺して筋切りをしておくと、加熱しても肉が固くならずおいしくいただけます。
フォークで何度も突き刺してから、砂糖と塩をすり込んで冷凍しておけば、あとは調理の時の仕上げにちょこっと味付けをすれば、ばっちり味が決まります。新玉も炒める時にかるく塩コショウしておきます。
下味をしておくことは、勝負の前にもう勝ちが決まっている、そんな感じです。

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