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思い込みに気をつける セルフチェックの仕組みを作る必要性

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思い込みに気をつける セルフチェックの仕組みを作る必要性

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

相続税のお客様の住所を誤認しており、大汗をかいてしまいました。今回の依頼の被相続人はその方の母親だったのですが、20年前に亡くなった父親の相続税の申告書を参考資料としていただいており、その相続人の方がその時の住所にそのままお住まいになっているものと私が思い込んでいたのが原因です。

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間違いをチェックしてくれるワンちゃんがいてくれたら PAKUTASO

ほぼ全員が初対面

相続税の申告は単発の仕事で、お客様は初対面の方がほとんどです。相続税の申告書を作るための資料に何が必要かご存知の方は皆無と言っていいほどなので、最初に面談する際に申告のための資料が、揃っているということはほとんどありません。

最初の面談時には必要事項をお尋ねして、その結果として申告に必要な書類を列挙して、揃えていただけるようにお願いするようにしています。

今回のお客様の住所の勘違いは、最初に20年前の父親の申告書が確認できたので、その当時の相続人の住所で、申告書の作成作業を進めてしまっていたために起こりました。

相続税の申告書提出の際には、印鑑証明書を提示していただきますので、最終的には気がついていた(と思われ)ますが、油断はできません。

セルフチェックのしくみ作り

私は2020年の9月に開業しましたので、開業4年目になります。最初の頃は初めての事ばかりで、あたふたしていましたが、この頃は仕事の一連のながれにも慣れてきてずいぶんスムースになってきたなと感じているところです。

車の運転技術ではよく「慣れてきた頃が一番危ない」と言われます。慣れがでてきて、注意力が散漫になってきているのは事実です。

ただ、私はひとり税理士ですので、目を変えてチェックしてくれる人がいません。どうにかしてセルフチェックのできるしくみを構築するか考える必要があります。

一時寝かせてからチェックをかけるのも一案と思われます。書類を作成した直後は、元となった書類事態に思い込みがあって、チェックになりません。一週間でも寝かせると、細部は忘れていますからセルフチェックも効果があるでしょう。

【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー

「勝ち組」でなくて「幸せ組」になろう

目に見えないものを想像(イマジネーション)する訓練をする。今自分が受けている恩恵について、想像を巡らせてみる。夜でも明るい電気のもとで快適に過ごせるのは、今この時も発電所で働いていくれている人がいるからだ。ありがたい。冷蔵庫があるから食べ物が長期保存できてありがたい。そう考えてみれば、自分ひとりでは決して生きていくことはできない。人だけではなくて、この地球の大気があればこそ人は快適に生きていけるんだ。感謝すべきことを数えたら、感謝すべきことは無限に存在する。暑いの寒いの文句ばかり言っていないで、その時間と感情を感謝する方向に向けてみよう。それが「幸せ組」への道である。

【きょうの料理】

スズキとスナップエンドウの蒸し煮。スズキは地物です。地物は財布にやさしいです。

SUZUKI
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