Table of Contents
当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
公共放送でとても人気のある番組の締めくくりの言葉をご存知でしょうか。「あなたにとってのプロフェッショナルとはなんですか?」
自分にとってプロフェッショナルとはなんだろうと考えてみました。そのこたえは「重要なこととそうでないことを識別できる能力」です。
☞ 毎日ブログ投稿の生活習慣 習慣化することのメリット 逆もまた真なり
どうでもいいことに時間をかけない
時と場合にもよりますがどうでもいいことに時間をかけすぎるのは考えものです。でも当の本人はそれがどうでもいいことだとは気がつかない、だから時間をかけてしまっているのです。
相続税の申告書作成の仕事でも、いらぬことをしないと言うことはとても重要なことです。
相続税の申告書の提出期限は、相続開始から10ヶ月後の月命日です。平成4年まではもっと短く6ヶ月でした。半年はあまりにも短すぎるというので、10ヶ月に延長されたのでしょうが、10ヶ月あってもけっこうあっという間に過ぎてしまいます。
相続税の申告書の作成作業自体はそんなに手間暇のかかるものではありません。時間がかかるのは必要書類の収集、お客様である相続人とのやりとりです。特に相続人が3人以上で遠隔地に居住している案件や、相続人の人間関係がうまくいっていなかったりするとおそろしく時間を食ってしまいます。
必要な書類の収集に時間を取られてしまうと、おのずと申告書作成にかけられる期間が短くなってしまいます。
申告書は一度作ったら少し間を空けて、最終確認をしたほうが自分自身の思い込みを排除してあたらしい目でみなおすことができます。
申告期限までに時間がないとその”間”をとることができません。判断誤りや節税できる項目に気がつかずに提出されてしまう可能性が高くなるということです。
ですので、重要ではないことは置いといてとにかく早めに依頼をいただけたほうがより精度の高い申告内容にすることができるのです。
早いに越したことはない
相続税がかかるかどうかの判断に時間がかかってしまって、精度の低い申告書ができてしまったというのは笑えないはなしです。
私が相続税理士だからこそ言えることなのですが、相続税がかかるかどうかと心配になるほどの財産があるのであれば、少々の費用がかかるとしてもプロフェッショナルに早めに依頼をすべきと私は考えます。
このことは自分にあてはめて考えると、自分が仕事をする際に、相手の身になって相手が求める情報提供が迅速に出来ているかということです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
今日の疲れをあすに残さない方法
疲れが残るのは「やりのこし」があるから。夜寝る前になんでもいいから達成感を得てから寝床にはいるようにしよう。毎日寝る前に1本ブログを書くのはいいかも。
【きょうの料理】
鰹のタタキ。タタキでも限界効用逓減の原則がはたらくため、ひと口目がいちばんおいしい。