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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
私は4年前まで32年間税務職員として勤務していました。税務署に入ったばかりの頃に勤務先が同じだった方が税務署を定年退職となり、このたび税理士登録しました。
税務システムを私とおなじベンダー(JDL=日本デジタル研究所)のものを導入するということは聞いていたのですが、今朝そのシステムへ入力ができないと電話がありました。
その問題はマニュアルを確認することもなく、すぐに解消したのですが、最初は誰でも分からんものです。
最初はわからんもの
私もその税務システムのうち相続税と財産評価については、どうにかこうにかつまずかずにつかえるようにはなりました。
それでも、ちょっとあまり使わないことがでてくると、作業は滞りマニュアル首っ引きで解消させます。
考えてみれば、税務システムを導入しているのは申告書作成なりの作業のフォローのためであって、完璧にシステム操作ができなくても、目的が果たせればそれでいい訳です。
質問の有料化という決断
JDLでは利用者からの電話での質問は有料(2,000円/1回)になっていますので、意地でもマニュアルとQ&Aを読んで解消する習慣がつきました。
おかげで4年間システム操作について、ベンダーに質問の電話をかけたことがありません。(かけたほうが、さっさと問題が解消する場合があるのかも知れませんが・・・)
今朝の元同僚からの電話でもそうでしたが、どう操作すればよいか分からないことも、解消してみれば「何てことはない」ことである場合がほとんどです。
あっけにとられるほど、ほんとにカンタンなことが98%なのです。
JDLが電話での操作の質問を有料にしているのは、決してそれで稼ごうと考えているのではありません。
ちょっと操作につまずいたら、マニュアルなんて読まずに即電話。
そういった顧客への対応に追われて、そのための莫大な人員コストが生じていることから、苦渋の決断として有料化に踏み切ったものと推測します。
たしかに、周囲の税理士先生から、JDLは質問したらカネがいるから使わないという話をきいたことが何度かあります。
私の周囲で圧倒的なシェアを誇るのはMJS(ミロク情報サービス)です。MJSは質問し放題。いたれりつくせりなのだそうですが、その利用料は・・・。
質問し放題のための対応コストがその利用料に乗っかっていることは間違いありません。
MJSは従業員を増やしてゆく拡大路線の税理士事務所向け、のサービスなのでしょうね。
JDLは質問有料化によって、質問対応のためのコストを削減して我々ひとり税理士のためにリーズナブルな価格でシステムを提供してくれているのだと私は解釈しています。
JDLはひとり税理士の強い味方です。
ひとつひとつ解消する習慣
「なんでも最初はようわからんのです。」とはソフトバンクの孫正義さんの言葉だそうですが、ほんとに最初はようわかりません。
それでも、ひとつひとつ問題を解消することを続けていれば、そのうち自分のやる範囲のことはできるようになってくるものです。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
部屋をきれいに保とう!
モノは立てて保存する。たしかに、本でも横積みにしてあるとちらかりがちですよね。
【きょうの料理】
鶏ささ身の味噌焼き。
【相続税専門】岡田隆行税理士事務所
国税での32年間の経験を活かして相続税に関するサポートに尽力します。
趣味は料理とバイクです。