Table of Contents
当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
国税OB税理士だからこそ仕事になっています。とてもありがたいことです。
私は2020年に32年間勤務した税務署を退職して、開業税理士となりました。開業後5年目になりますが、どうにか生活できているのは他の国税OB税理士先生が大勢いてくれるからです。
私は税理士としての営業活動というものはほとんどしていません。
営業といえば事務所ホームページとこのブログのネット営業と、電話帳に事務所の広告を載せているくらいのものです。
ネット営業と電話帳広告からの収入だけではとても生活してゆけません。仕事はほぼ税務署時代の先輩や後輩の国税OB税理士からの紹介なのです。
☞ 国税OB税理士チームを結成 国税OBという同胞意識に感謝

国税組織は体育会系
現在はずいぶん変容しているのでしょうけれど、私が税務署に入庁したころの国税組織は体育会系で先輩後輩の上下関係が厳しかったものです。
事あるごとに「オマエは何期や?」「一期違えば虫けら同然」などという言葉を何度も聞かされました。
特に高卒で税務署に採用になった場合には、税務大学校で1年間全寮生活を強いられます。同じ釜の飯を食った仲になるのです。そこで同期意識と国税職員の同朋意識が醸成されるのです。
退職しても
税務署を退職しても先輩後輩の上下関係は続きます。
退職したら税理士になっていようといまいと税務組織のなかでの先輩後輩は関係なくなってしまうと思われるかも知れませんが、退職後もそのまんまです。「退職しても虫けら同然」な訳です。
そういった関係性を嫌悪して国税OB税理士とは距離をとる退職者もいます。
また、試験組の税理士から見ても、国税OB税理士は上下関係が厳格で大変そうに見えるかも知れません。
そのあたりの感覚がどうも私は鈍いのか、何とも思いません。
その先輩後輩の上下関係の中にどっぷり浸かっていて、そこの人間関係で仕事をいただいているのです。
信用にのっかる
国税OB税理士の関係性で何が有益なのかといえば、相手の性格や素性がほぼ明らかであることです。
たとえ現職時代に自分と接点のなかった相手だったとしても、自分の知っているOB税理士のなかには必ずその相手の事を知っている人が誰かはいます。
その人を通じて相手の情報を得ることができます。
そして何より数十年の間、税務職員として過ごしてきているという信用があります。
その信用に乗っかることができますから、仕事の依頼もいただけるということです。
税務職員でいたからこそ、今も仕事を続けていられるのですから、感謝せねばなりませんね。
【きょうの仕事】
被相続人が所有していた土地を同族法人賃借して同法人が工場を建設していました。
権利関係の認識を誤ると財産評価が大幅に違ってきますので細心の注意が必要です。
【きょうの料理】
ホッケの干物とキャベツ。

【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。


【相続税専門】岡田隆行税理士事務所
国税での32年間の経験を活かして相続税に関するサポートに尽力します。
趣味は料理とバイクです。