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煮物って美味しいですよね。
居酒屋のカウンターの大皿に盛られた南京の煮物とか。
自分で作ると、あんなにほっくりと仕上がらないと思いませんか?

レシピ通りに作るとうまくいかない。
たいていの煮物のレシピはこんな感じですよね。
例えば、鶏もも肉と南京の煮物
- 鍋で鶏もも肉、南京の順に軽く炒めます。
- だし汁またはお水をひたひたに注ぎます。
- 南京に竹串がスッと通るくらいまで煮ます。
- 醤油とみりんとお砂糖を加えます。
- 煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めます。
この通りにしてしまうと、5.のステップで素材に火が通り過ぎてしまいます。
鶏もも肉は固くて、南京はグズグズに煮崩れてしまう。
肉は先に取り出して、煮汁は別鍋で作る
ですので、私はこんな風に作るようにしました。
- 鍋で鶏もも肉を炒めて、火が通ったら取り出します。
- 南京を鍋に入れて、お酒をドボドボッと投入し蓋をして弱火で煮ます。
- 別の小鍋にだし汁、醤油、みりん、お砂糖を入れて軽く煮詰めます。
- 2.の南京に火が通ったら鶏肉を戻し入れます。
- 3.を4.の鍋に回しかけてさっと煮たらできあがり。
こうすれば、それぞれの素材の火の通り加減がベストの状態になりますよね。
仕上がりを、想像してどうコントロールして美味しく仕上げるか?
想像は無限に広がりますね。
お料理って、ほんとうに楽しみが尽きない素晴らしい趣味だと思いませんか?
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