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超大型の台風14号が接近して、鹿児島に上陸したようですね。
台風でも災害でも、何かに備えることはとても大事だと思います。
でも、できる限りの備えをしてしまったら後のことは考えないようにしています。
どうしようもないことはどうしようもない
増水した川の様子を見に行って、行方不明になったりする方が多いようです。川が溢れて、農地や自宅に影響が及ばないかと不安に駆られての行動なのだとは思います。しかし、見に行って川が溢れていたとしても、自分で何ができるでしょうか。
生きていれば、迫りくる台風のように数々の困難が次々とやってきます。その困難とは、受験であったり、人間関係であったり、健康問題であったり、お金の問題であったりします。
その困難、問題に対峙するときに、なにが問題なのかはっきりさせずにただ悶々と悩んでいることってありませんか。
台風が来たらどうしようと悩んで、テレビのニュースやネットの台風情報を検索することに時間をかけて、いたずらに恐怖心を募らせていたりしないでしょうか。
暇があると悩んじゃう
正確な情報をつかむのは大切なことだと思います。その情報をもとにして対処していかなければなりませんから。ただ、自分の取りうる対策をすべてやってしまったら、もうそれ以上の情報は過剰なのではないかなとわたしは考えています。
デールカーネギーさんの「道は開ける」にもありますが、悩みは神経症などの種々の病気の原因になるそうです。神経性の病が他の病の原因になっていることも多々あるのだとか。では、そもそも悩みを断ち切れば病気にならないで済むということになります。
ある戦争の司令官のお話しで、軍隊の指揮を執る時に悩みませんでしたかという質問にこう答えたそうです。「わたしには悩んでなどいる暇がなかった。」
沈んでしまった軍艦を引き上げることはもうできない、だから、沈んだ船のことはもう考えないというのです。そして、悩む暇がなかったということは、反対から見ると暇があるから悩んでしまうということにもなります。
戦争で精神を病んでしまった人への精神科のお医者さんの処方せんは、「忙しくしておくこと」であることが多いそうです。戦争の時のことを思い出す余裕がないほどに、やること、タスク、課題を患者さんにさせる。すると、その課題をこなしている間、患者さんは悩みから解放されるというのです。
☞ 道は開ける/デールカーネギー
悩みの撃退法
悩みたくても悩めないようにするということなのですね。
何かに没頭すると悩まないということは、「あっ、わたし今、このことばかり考えて悩んでいるな。」と気がついたら、何でもいいから没頭できることをやってみるのが一番なのだと思います。
【きょうの料理】
かぼちゃとひき肉の煮物です。
試みにシメジを1パック入れてみたのですが、
キノコの水分で、味がぼやけてしまいました。
でも、いろいろ試してみるのは楽しいものです。